“今”という時間 | 立命館ミュージカルサークル

立命館ミュージカルサークル

立命館大学・同志社大学を中心に活動するミュージカルサークルです!毎週月、土曜日に中京青少年活動センターか立命館大学内にて活動しております。立命・同志社生は勿論のこと、男性や他大学の方も大歓迎です。新入部員募集中\(^o^)/ 見学もお気軽にお越しください。

 こんにちは!6期生の藤本です✨

10月になり、世間は「増税だ」「台風だ」「ハロウィンだ」となんだか賑やかですね。しかし秋とは思えないほどの暑さに、驚きが隠せぬ私でございます。

 



 さて、話は変わりまして…皆様、最近自分のやりたいこと、出来ていますか?忙しさを理由に、自分へのご褒美がお預けになってしまっている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

よく本やアニメなどで「今という時はもう戻ってこない」というセリフがありますが、本当にそうだな~と最近感じています。


 

 私はミュージカルが好きで、2,3か月に1回観劇をするために劇場に足を運んでいます。劇団によっては、同じ作品を色んな役者さんが交代しながら公演を行う方式を行っているところもあり、必ずしも自分のお目当ての方が見られるとは限らなかったりします。その代表が劇団四季です。


 初めて劇団四季の『ライオンキング』をみた時、恋に落ちてしまったキャラクターがいます。それが「ザズ(アニメーションではザズ―)」です。

彼は、プライドランドの王様であるムファサに仕えるサイチョウで、とてもしっかりとした性格です。しかし、ムファサの息子、シンバに振り回されたり、他の動物の餌になりかけたりと少しおっちょこちょいな所もあるんです。このギャップがたまらなくいい…。彼がいるおかげで、あの作品がより良い形になっているんですよね。どの目線で言ってんだって話ですが、本当にそうだと思います。


 ここまで彼のことを夢中にさせてくれた人、つまり私が『ライオンキング』を見に行った際に、ザズを演じていた俳優さんにも、心ひかれるようになっていました。その俳優さんは、独特な声色を持ち、他の方にはないザズの色を出されていて、周り役の方ともバランスがよくて…本当に素敵な俳優さんでした。

数年後に、再度同作品を観にいった際にもその方がザズを演じられていました。運命的な再会…本当に嬉しかったです。


 その後、しばらく『ライオンキング』は大阪で公演が続いていました。3回目もみたいなと思いつつも、まだ当分やっているだろうと、チケットを取ることはなく、気が付けばそのまま千秋楽を迎えていました。それでもあの俳優さんは、別の作品で、別の役としてまた帰ってきてくれる…そう信じていました。


 実際、東京の方ではザズをはじめ、様々な役をされていましたが、結局それ以来関西に来ることはなく、気が付けばどの公演のキャストボードからも、その方の名前は消えていました。そして私がその事実に気づいてから数か月後、その方は病気が原因で他界されてしまいました。


 あのタイミングでまたチケットを買っておけばよかった…少し遠くても別作品の役も観に行けばよかった…この思いを手紙にして渡しておけばよかった…色々な後悔が生まれました。

あたりまえだと思っていたことが、あたりまえじゃなくなってしまってから気づいてしまったこの事実。情けなかったです。

 



 話が長くなってしまいましたが…要は「“今”は今しかない!思い立ったなら行動せよ!」ってことです。


 忙しさを理由に帰省の予定を先延ばしにしたり、好きなアイドルグループのライブのチケット抽選に応募すらしていなかったり、欲しいと思っているものを次の給料日まで我慢していたりしていませんか?もししているのであれば…その決断、絶対あとから後悔しない自信がありますか?今一度自分に問いかけてみてください。何かしなければいけないこと、した方がいいこと、ひとつやふたつあるでしょう。たまには自分へのご褒美も用意してあげてください。そして明日、自分が後悔しないようにできることは「できる」と思えるときにやりましょうね。


そう思って、私も急いでブログを書きました…一応当番制なので…滞納よくない…。


 長い人生、せっかくなら楽しく生きていきましょう!たまにはミュージカルを観にいくのもおすすめですよ!(無理矢理)