滞在していたときのことはこちらをご覧くださいね(こちら)
フェアモンドはそれなりに問題はあったものの、ハワイ島の海や風、太陽に癒された私は気持ちは切り替えられ、次のホノルルの滞在を楽しむ気満々でした。
ホテルの売店に可愛らしい親子のウミガメのぬいぐるみがディスプレイされていたのを前日の夜に見つけ、チェックアウト前に買いに行きました。
買い物のあと部屋に戻るとホテルの請求書が投げ込まれていました。
私はホテルではあまり食事をしなかったのでそんなに高額ではないだろう、と思っていましたが、見るとかなりの金額になってる!
こんな金額になるはずない!と思い、一つ一つチェックしました。
すると食べていないレストランの支払いが$200近くついていました。
私はお願いしていたシャトルバスが空港まで送迎してくれることになっていたので急ぎました。
フロントでこのことを確認しなくてはいけないですからね。
いつもなら荷物はポーターさんにお願いするのですが、これまでの対応からもすぐに来るはずがない、と二つのスーツケースを自分で運びました。
自分の部屋からフロントまでかなり長い距離。
この間、多くのホテルスタッフとすれ違いましたが、誰一人ゲストの荷物を運ぶのを手伝おうとする人はいませんでした。
「いったいこのホテルってどうなってるの?」
請求書やこれまでのことを考えると泣きたい気持ちになりました。
やっとフロントに到着したら、たまたま日本人コンシェルジュがいたので請求書の不明な金額のことを伝えました。
コンシェルジュとフロントの女性がサインのされたレシートを見つけてきて私に見せました。
私ではない人のサインで私の部屋番号が書かれている…
「これは私のサインではない」
と伝えると、すぐさま請求書の金額を変更して渡してきました。
謝罪があるわけではなく金額直せばいいでしょ的な態度に腹も立ち、日本人コンシェルジュに抗議しました。
すると、アメリカではよくあることで、そのためにお客さんに請求書を出して確認してもらっているんだ、と開き直った言葉を繰り返すばかりでした。
私の部屋番号を書いた客のモラルだけの責任にしていた。
あくまでもホテル内で起こっているトラブルでゲストが迷惑、不愉快なおもいをしているわけだからいくらアメリカとはいえそのことは謝罪すべきだと思うのです。
こんなことをここでやり取りしたところで拉致があかないので引き下がりましたが、ほんとに最後まで後味の悪い滞在となってしまいました。
つづく…