いままでの記事

再連載をさせていただいているFIKA MARKET STORY。
ここまでの記事は、今から4年前に書いたものです。
月日が経つのは早いですね。

ここから、新たなる転機があり今に至ります。
それは、7,000以上のアクセスがあったこちらの記事。

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どんな転機があったのか。
ここからは、書き下ろしになります。

FIKA MARKET STORY ⑥ 新たなる転機

ベビーの頃の愛情をいつまでも…
をテーマに、いつかすべてが赤ちゃんにも安心な商品を手に入れることができるお店をコンビニのようにたくさん作りたい。

そんな思いでスタートしたFIKA MARKETでしたが、良いものを仕入れて、会員に1つから卸売り価格で販売するというビジネスモデルは、利益がほとんどなく、それだけで事業を成り立たせることは難しいことでした。

そこで、イベントなどのセールスプロモーションや、マーケティングの仕事を続けて行きながらの兼業。
でも、その現場でも、仕事をお断りすることが多くなりました。

消費者不在の商品開発。
担当者のメンツや気分で変わるプロモーション。
様々な経費が、不確実なものに消えていく。
店頭に陳列するための大量生産は、廃棄されることを前提に生産されているため、その廃棄コストはもちろん商品に乗せられています。
そしてそれは、私たち消費者が知らないままに便利さだけを求めたことの代償でした。

子どもたちに
「物を大切にしなさい」
「お金の有り難みを感じなさい」
 
どんな顔で伝えるのでしょうか?

いいものを少しだけ、心から満たされるお買い物をすることで、本来のあるべき経済の姿を取り戻すために、
私たちFIKA MARKETは、自らが商品開発をするメーカーになることを決意しました。

それも、今までの子育て支援のネットワークから参加を表明してくれた、会員のみんなで投票する会員だけが参加できる「クラウドファンディング」という仕組み。

【過去記事】

欲しい人だけが商品開発に関わり、そして、協力してくれたお礼に、一生試作品の価格で購入することができるというメリットを提供。
もちろん、参加しなかった方でも、会員価格で市場より安く購入できるし、1つから仕入れて定価で売ることもできる。

この商品開発プロジェクトに賛同してくださる方であれば、個人でも企業でもこの仕組みを活用することが可能なのです。

7年もの年月を超えて、思い描いたことが実現する、その時を迎えることができたのです。