素敵な絵本でハッピー子育て♪
『ワニくんのおおきなあし』

みやざき ひろかず/作

BL出版 1985年




今日ご紹介するのは、



『ワニくんのおおきなあし』です音譜



この絵本は、絵がとってもキレイ。



ほのぼのとした柔らかな水彩画。



登場するワニくんが、



また おっとりしていて、



とっても大らかなのです。



だけど、大きな悩みがあるようです・・・



ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキあしドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ




ぼくの あし どういう わけか


みんなより ずっと おおきい




画びょうを ふんずけてしまうし、


街中に出ると 何回も足を踏まれてしまうし、


しらないおじさんにまで


「こりゃあ でっかい あしだ」


なんて いわれるんだ。

 



ワニくんは悩んで、


足を縮める努力をするんです。




ひやせば ちぢむかと おもって


れいぞうこに あしを つっこんだら・・・




しもやけに かかって


よけい おおきく なっちゃった



神さまにも お願いするワニくん。







だけど、気付くのです。



よくよく考えてみると、



悪いことばかりでも無いことを。




おおかぜの ときには


この おおきな あしが


ぼくを しっかり ささえて くれる・・・




ごめんね ぼくの おおきな あし


これからも よろしく 


ぼくの おおきな あし






ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキあしドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ




個性も、魅力のひとつラブラブ


教えてくれる絵本ですニコニコ



子ども達がお世話になっている


教室の先生の言葉を思い出します。



『自分を愛せないと、人を愛せない』




親は、我が子に


キラキラ優しい子になってほしいキラキラ


願う気持ちは、多くの方が持っていると


思います。



優しい子にするには、自信を付けてあげること。



人は、誰一人として同じ人はいなくて、


皆がそれぞれ個性を持っています。


それが、その人の魅力のひとつ。



では、どうやったら、自信を付けてやれるのでしょう?



それは、愛してやること。



人を愛せる人は、自分を愛せる人。


自分を愛せる人は、


愛情一杯に育てられた人。



学生時代に学んだ 育児学では、


人間の子は、自分を産んだ人とは限定せず、


愛情を感じるそうです。



親でなくては・・・と思いますが、


他人でも、充分愛情を注いであげることが可能で、


愛情を注いでもらった子は、


その愛情をちゃんと受け取ってくれると思います。


そして、


自分をもっともっと愛して、


他の人に優しくできる子になるのではないでしょうか?



私は、そういう思いを持ちながら、


学校で読みきかせをしています。



娘の同じクラスの子でも、


親に、放ったらかしにされているのでは?と思う子がいます。



教室の帰り、遅くなって日が落ちかけている時、


同じクラスの子とばったり会いました。


手には、近所のお店で買ったお弁当をひとつ。


お母さんと二人暮らしで、


「お母さんは、今から仕事なんだよ」、と明るく話してくれます。


このお弁当が、大好きだということも。



放ったらかし、というのは 私の偏見が入っているかもしれません。


家に遊びに来ても、


きちんとお片づけできるし、


本も大好き。



私がクラスに読みに行ったら、嬉しそうに手を振ってくれます。


読み終わったら、「面白かったよ」と笑顔で話してくれます。



大人も子どもも色々事情があり、大変なんですよね。



私が、その子に出来る愛情表現は、


絵本を読んであげること。



この状況さえも、受け入れて、


個性だと思って、


強く明るく生きて欲しいな。




明日は、図書館での読みきかせのデビューの日です。


たくさんの子に、絵本を通じて、


たくさんの愛を あげてきますラブラブブーケ2ラブラブ


・・・といっても、きっと 子ども達の輝く笑顔に


元気をいっぱい もらって帰って来るのだと思いますニコニコ



個性の大切さを教えてくれる絵本は他にもあります音譜





素敵な絵本でハッピー子育て♪

『かみさまからのおくりもの』 

ひぐち みちこ/作

こぐま社   1984年


赤ちゃんがうまれる時、


神さまはひとりひとりの赤ちゃんに、


贈り物をくださいます。


「泣いている赤ちゃんには 


この贈り物がいい」


・・・天使が運んできた 贈り物は


“歌が好き”でした。



読んでもらった時、子ども達は


自分が何をもらったのか、探すことでしょう。






素敵な絵本でハッピー子育て♪
『ぞうのエルマー』

デビッド・マッキー/作

きたむら さとし /訳

BL出版



ぞうのエルマーは、カラフルなパッチワークのぞうです。


エルマーはぶざけるのが大好きで、


いつもみんなを楽しませませ笑わせています。


ある日、笑われるのは自分がみんなと違うからだと思い、


ある木の実を自分のまわりを塗り、ぞう色になります。


誰も気付かず、最初は嬉しいのですが


それが可笑しくて笑いだし、みんなも笑顔に。


エルマーの明るい笑い声が周りを幸せな


気持ちにさせていたのがわかります。


「エルマー記念日」には、みんながハデハデ模様に変身




ぜひ、お手にとってみてください音譜



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    ありがとうございますラブラブ!





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