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地区で独自に行われている、

読書感想文コンクールがあります。

 

課題図書は、地域の学校から

推薦された中から選ばれています。

 

図書担当の先生の方へ

その案内が届きました。

 

2冊選んで提出するのですが、

担当している中学校、

2校とも、選んで欲しいと私の元へ

依頼がきたのでしたあせる

 

1校は、1冊は選べたので、

もう1冊をお願い、とのこと。

もう1校は、2冊共でした。

 

各学校から提出されたものの中から

今年の課題図書が選ばれるようです。

 

提出するのは、中学生の部門の課題図書で、

文学から1冊、文学以外から1冊、

の2冊です。

 

又、2019年1月~12月に出版されたものから

選ぶよう配慮を、とのことでした。

 

先生方は、詳しくないので

お願いしたい、とのことでしたが、

私も、課題図書を選べるほど、

広くすべての本を読んでいる訳では

ありません汗

 

とはいえ、学校に購入したものは

色々調べて厳選しているつもりなので、

その中から、読んで

面白かったものを選ぶことにしました。

 

 

推薦した3冊がこちら。

 

文学の2冊が・・・

 

 

IMG_3286.JPG

こちらでも何度かご紹介した、

『きみの存在を意識する』。

 

 

IMG_3284.JPG

『十四歳日和』

こちらは、中学2年生の4人の

オムニバス。

 

 

そして、文学以外からはこちらにしました。

 

IMG_3283.JPG

 

『ことばハンター』です。

三省堂の国語辞典の編纂者である

著者によるノンフィクションで、

国語辞典に新しく載ることばが

どのように候補にあげられ、

選定しているのか

楽しく知ることができます。

 

 

そして、先生が決められていた1冊は、

こちら。

文学以外になります。

 

『ぼくはイエローでホワイトで、

ちょっとブルー』でした。

 

2019年本屋大賞ノンフィクション部門で

大賞を取り、

「世界一受けたい授業」でも

取り上げられ、面白そうだったことから、

学校に入れて、

自分自身も読んだ本です。

 

実際読んで、とても面白かったですし、

先生方にも好評で、

自粛中、何人かの先生が

図書室にあるか訪ねてこられ、

借りて帰られました。

 

ぼちぼち開館している図書室では、

生徒さんにはまだ手に取てもらえて

いませんが・・・・

 

舞台は異国の中学校。

そこで奮闘する親子のお話しは、

興味深く読んでもらえると私も感じ、

図書室でもPOPを付けて置いています。

 

こちらは、一般書で少し長い読み物です。

なかなか、選んでもらえる様子が

ないのは残念。

 

私が選んだ3冊は、

中学生向けの児童書で、

文章も優しくて読みやすく、

ボリュームも抑えられているので

すぐに読めてしまいます。

 

先を読み進めたくなるような

引き込まれる作品ばかり。

 

さらりと終わってしまうので、

かえって、まだまだこの先も

知りたいと思いを馳せる

ことでしょう。

 

その気持ちを、感想文に

持っていけると感じました。

 

『きみの存在を意識する』は

外からはわかりにくい困難を抱えている

中学生たちのお話しで、

生徒さん何人が

「これ面白かった」とわざわざ

伝えてくれたほどの作品。

 

なかなか、感想を生徒さんから言ってくれる

なんてことは数える程しかありません。

私も、感想を聞くことはなるべく

しないようにしています。

楽しめる作品を提供だけできれば

それでよいと思っています。

 

自分自身、とても心に響いた作品なので、

その後、色々な生徒さんや先生方に

おすすめしてきた作品でした。

 

『十四歳日和』は、

中学生たちが日々の生活で

揺れ動く心の様を描いた作品ですが、

『きみの存在を意識する』のように

重くはなくて、より何気ない日常に

近いものです。

 

だけど、わかるなぁーというものが

多くて、引き込まれました。

 

現実社会でも、つい、自分を抑えてしまうような

似たような場面があったり、

娘や息子が実際不安を口にしたような

思い当たることもありました。

そんな中、

登場人物たちは、自分自身の気持ちに従い

行動し、前へ進む様子が描かれています。

 

児童書とあって、周りの子も

いい子ばかりで、良い方向へ進み、

安心して読み進められ、

読後感も清々しいものでした。

 

こちらは、最近新しく入れた本なので、

生徒さんや先生方に

おすすめしていこうと思っていた

作品です。


ノンフィクションの

『ことばハンター』も

読み物としても楽しめて、

楽しく学ぶことができました。

 

読書感想文コンクールの課題図書は、

少し肩苦しくて

正直、面白くなさそうなものが多い印象アセアセ

 

読むものが決められている程、

面倒に思うことはないですし。

 

かといって、自由図書で、

自分で選ぶなんて、

もっと面倒くさい。

そんな気持ちも、理解できます・・・

 

そもそも、自由参加なので、

中学生で読書感想文を出す生徒さんは

担当する学校では

私の知る限り、おりませんタラー

 

地区の読書感想文コンクールは、

結果報告も来るのですが、

参加人数自体がかなり少ないです。

 

私の挙げたこれらの作品なら、

どのような経緯で参加することになっても

読んだ後、

「意外と普通に面白かった」

と思ってもらえるのではないかなウインク

 

そういう目線からも選んでみました。

 

選ばれるかはわかりませんが、

あれこれ考え、思いがけず

楽しい時間となったのでした。

 

選んだ本を、あらすじや

本のデータと共に先生方にお渡ししたのですが、

「ぜひ自分も読んでみます」

とお2人とも言っていただけたのが

嬉しかったです。

 

児童書といっても、

中学生や高校生向けのものは、

大人も気軽に楽しめる割に、

意外と心に響く作品が多く、

かなりおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さまも、お気になった作品がありましたら、

図書館などでぜひ、手に取ってみてくださいね。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございましたハート

 

 

 


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