ご訪問ありがとうございます照れハート

もう1月も終わりですね。

今週から図書室で
『おみくじ』をはじめました爆笑

大吉などの運勢と、ひとこと、
そして偉人の名言や、
小説、マンガに出てくる
良い言葉を載せています。


おみくじは、今年で4年目。
…ということは、
最初のおみくじを引いた人は 
卒業してもういないということ。

で、内容は4年前の時のものを
かなり引用して作成しましたニヤニヤ

文言を考えたり、中学生たちの
心に響きそうな名言を探す作業は、
自宅でしているのですが、
楽しくも結構大変。
今年はかなり、手抜きしちゃいましたタラー

おみくじを出した日、
早速借りた人たちが
くじを引いてくれました。

女の子たち、見つけて
「わぁ〜音符」っと嬉しい歓声も。

その1人、毎日図書室に来てくれる
女の子が、私の方へ来て、
「棚くじ、今年も始まりましたね。」
と、にっこり。

「そうなのよー今年は
ちょっと遅くなっちゃって…」
と、普通に会話していて
あれ?となりました。

「○○さん、1年生だし、
おみくじ初めてよね?」
と聞くと、
「お兄ちゃんから
見せてもらってましたので」

ポーンアセアセ

お、お兄ちゃんがいたのねタラー

まぁ、見せてもらったといっても、
内容まで覚えていないだろうけど…

そう考えると、兄弟のいる人は
普通に沢山いて、
弟妹に見せてる可能性も
十分あります。
もしかしたら残っている可能性も…

万が一同じでも別にいいけど、
でもやっぱり、
同じのだったら手抜きしてるって
思われるだろうなぁ笑い泣き

話を聞くと、
お兄ちゃんもこういった
プレゼントのイベントを
すごく楽しみにしてくれたようで、
特にこのおみくじは、
期間中何度も引きに来てくれて
いたとのこと。

本当に嬉しい限りです。
苦労も報われるとは
このこと。

それに、そのことを家で
話題にしてくれるなんて
素敵なご兄妹です照れ

そのお兄ちゃんのお顔が、
思い当たらなくて残念でしたが、
あの席によく座ってた子かな?
いや、あの子は顔が似てたかも…
と、卒業していった男の子の顔を
頭に浮かべては、記憶を巡らせました。

以前、お守りでも、
「お姉ちゃんが貰って帰ってきて、
羨ましく思っていたんです。
私も貰えて嬉しい。」
と、話してくれた女の子が
いたんだっけチュー

こんな嬉しいことを
言ってくれるのですし、
手抜きなど考えず、
やはり丁寧に作らねば。

来週の学校は、
同じのに学校名変えて
持ってい行こうと思ってましたが、
(どこまで手抜きを企んでたはてなマークあせる
もう一度作り直して
持っていきます!

そして再来週、この学校へも、
新しいのに作りかえ、
入れ替えたいと思いますウインク

それに、この日は
もう一つ残念なことが…

1人の女の子が近寄ってきて、
「私、本をほとんど
読んだことがないんですが、
面白い本はありますか?
と声を掛けてくれました。

普段、面白い本ありますか?
聞いて来た時は、
今までどんな本を読んだかや、
好きだったストーリー、ジャンルを
リサーチしながら
好きそうな本を探していきます。

読んだことが無い、とのことなので、
名作から、読みやすい短編集、
流行りの恋愛もの、
映画のノベライズ、
写真集に名言集、
色々当たりましたが、
どれもピンと来ないようで、
首を振るばかり…

あまりにも
ざっくりと聞いてくる子は、
決められずに、結局
借りずに帰る子も多いです。

こういう時の引き出しを、
もっともっと増やしたいと
思っているのですが、
この日も惨敗タラー

帰るとのことで、
「また来てね。
色々な本を、また紹介するので
一緒に見つけようね」と
声を掛けると、
「はい」と答えてくれました。

そして、入り口までお見送りしようと
ついて行くと、その女の子が
ある絵本を見つけて立ち止まりました。

「この絵本、大好きで
小学校の時よく読みました!」と
教えてくれました。

それが、こちらです👇


『ストライプ』ですキラキラ

私も大好きなんですラブラブ
こちらのブログでも、
小さいお子さんから、
高学年、中学生にも
楽しめると、
何度も登場しています。

「私も好き〜面白いよね!!
と盛り上がりました。

絵本とはいえ、
文章も長めです。

うんうん、
面白いお話だったら、
きっと読めそう。

本を紹介した時、
あまり気持ちも通じ合えて
いませんでしたが、
これで、少し距離が縮まった
気がします。

「また来てね」
ともう一度言って、
お見送りしました。

本を紹介できなったことは
本当に残念。

だけど、入り口に置いている絵本に、
『ストライプ』を
入れておいてよかった、
と思えたのでしたおねがい

思えば、この『ストライプ』は、
私の心の師匠と思っている、
赤木かん子さんの
読み聞かせ絵本の紹介で
出会いました。

読み聞かせの才能が無くても、
この絵本の魅力が助けてくれると。

手に取り、
すぐにこの魅力に嵌った私。

その後、
我が子にはもちろんですが、
読み聞かせボランティア時代、
何度もお世話になりました。

だけど、別の
児童文学研究家という人の
読み聞かせの為の講演会では、
何と、「ダメな絵本」
の代表として、この絵本が槍玉に。

しかも、説明の際には、
「最悪な絵本」
とまで言われていました汗

大好きなものを否定されるほど、
傷つくことはありませんえーん

伝承、つまり、
耳で聞くお話を
重要視されていて、
まんが日本昔ばなしを
テレビで放映したことも
批判されていました。

まんが日本昔ばなしも、
大好きでした笑い泣き

かなりのおじいちゃんで、
たぶん、ご自分の
子どもの頃の読書体験や、
枕元で聞かせてもらっていた
体験がすべて元になっておられる
のではないかなぁと感じました。

ある程度、大人になると、
新しく出るものを
受け入れられなくなるものですし。

伝承や、絵のシンプルなものは、
想像力が逞しくなるのは
本当であり、大切なこと。

ですが、次々出てくる
斬新なものは、
今のお子さんが喜ぶもの
だったりします。

今のYA向けの本の表紙も
煌びやかだったり、
マンガチックだったり。

子どもの本を選びながら、
どうなってるのはてなマーク
思ったことも正直あります。

だけど今は、
どんな古い名作より、
今の子たちが
「私の本」と思える本が
その子の1番の本だと思いますし、
どんな研究家も
否定してはいけないと
思っています。

そのときめく本に、
出会って欲しいなと
願っています。

そこを入り口に、
次々と読めるように
なれば、こんなに
嬉しいことはありません。

入り口に置く本、
大事ですねウインク

あまり本を読まない中学生も、
思わず飛びつく、
無敵な本が現れるといいなぁ…アセアセ

この多様性の時代、
難しいですが…

今後も探し求め続けていこうと
思いますチュー


最後まで読んでいただき、
ありがとうございましたハート