こんにちは。




今日もお昼の更新なのだ。

今日予定されていた新竹球場でのダブルヘッダー。台風による雨のため中止になりました。


それにしても・・・。

台風の影響で台湾南東部では大雨による大きな被害が出てる。川は増水して橋が流されたり。山間部でも土石流が発生したり。今後も被害は拡大しそう。


Kobe (コビー)が行く

Kobe (コビー)が行く

Kobe (コビー)が行く

(自由時報電子報より)

ここ50年で最高雨量を記録しているそう。台風の中でも濁流の川に近づく人を多く見かける台湾。投網を持って浅瀬(氾濫して“川”になっている公園)にやってくる魚を狙っているようだ。良く見ると子供の一緒に小さな網を持っている。ピクニック気分なんだろうか。危険すぎる・・・。やめようね。



今日はダブルヘッダー

で13時と17時から開始予定だった。台北から出発予定の僕らは9時出発予定なので8時過ぎから選手が寮に集まって準備をしている。テレビの天気図を見てても試合のある新竹はこれから大雨の予報。誰もが、今日の試合の開催は期待できないと言う。テレビを見てて2名が死亡9名が行方不明と言う被災状況。それにしても、試合開催の判断が悪い。そして連絡も遅い。出発10分前に出発時間が10時に変更される。更に10時前には再度変更。11時に聯盟から連絡があるからと一旦帰宅許可が出る。13時からの第一試合は中止が決定したようだ。13時出発の連絡を受け12時半過ぎに寮に再集合。『本日の試合は中止』結局・・・。ι(´Д`υ) 選手は移動や変則スケジュールからの疲労でイライラ気味。もっと早く決断できる状況だし、連絡も早ければ体調を整える事もできるのに。選手の誰かが言った。『20年間何も変わってない。これが台湾スタイル』。アニキは言う『それを変えていかないといけないだろ』。当たり前の事であえて口にすることすら不思議な感覚だ。



『プロ』 としての意識は選手だけが持つものじゃない。

プロ野球に携わる全ての人に責任がある。それぞれが自分の仕事にプロ意識を持っているのか。疑問になる事が多々ある。野球は一人でやるじゃない。プロ野球を造るのもそうだ。それは試合に出ている選手だけでやる物でもない。ベンチにいる選手だけでもない。そこに携わる関係者、マスコミ、ファン、一人一人が意識を高めていかなくちゃいけない。『誰かがやってくれるだろう』じゃ、いつまでたっても何も変わらない。チームにとっても言えることだが、台湾野球界においても同じ事が言える。これが台湾人の気質だから、と言われればそれまでだ。成長は無い。せめて仕事にだけは責任を持って欲しいし、『現状維持』では未来は造れない事も知ってほしい。時代に置いてけぼりになるだけだ。『明日の台湾プロ野球を作っていくのは君だよ』と、指差して伝えたい。今日、君がやった事が明日、同じ事をやる人の前例になる。前例は過去の物で未来を変える事は出来ない。「あの人がやってたから」なんて言って、前例が間違っている事に気づかなければ、ずっと間違ったまま繰り返されていく。そのうち・・・それが常識になってしまう。『○○スタイル』なんて呼ばれるようになる。常識はいつでも正しいとは限らない。非難されないだけだ。それで良いのか?それで良いとは僕は思わない。



ただ、そんな中にも正義感と責任感を持ち、必死に変えようとしている人がいる。それを知っているだけに、協力もせず『変えようとする人』に責任を追いやろうとする者が多いことに僕のモドカシサが激しく空回りする。





外国人選手の僕としては、チームや球界の何かを変えようとする立場ではない。余計なおせっかい、かもしれない。ただ、僕の仕事はチームの勝利に優勝に貢献するだけ。なのだが、そこでプレーする者にとってはどうでも良い問題、とは簡単に割り切れない。少なからず個人の仕事にも影響するし、僕は台湾プロ野球でプレーしていると言う誇りを持って仕事をしていたい。素晴らしいところも沢山知っているし、何も分かってない人に『台湾のプロ野球だから・・・』と蔑まれるのは、正直、胸糞悪い。


一起加油吧。台湾職棒球。(あってる?)






明日の休日は練習に予定変更。

今日は自宅で出来る事をする。



あっ。天母球場で 熊 vs 獅 の試合をやってる。

雨の中。強行やん。お客さんは・・・雨の中、観に来てくれてるけど少ないなぁ。あっ。5回までなんとかやったけど6回で降雨コールド。獅 4-13 熊。台南、高雄まで帰るんだよね。大丈夫かなぁ。











頑張れニッポン!!加油台湾!!


o(・∀・)o 『ざぁぁぁっす!』