第12回「小沢代表の提起する"すばらしい新世界"」(時事問題) | 新稀少堂日記

第12回「小沢代表の提起する"すばらしい新世界"」(時事問題)

 政権交代が、実現可能になってきました。年内に解散・総選挙となりましたら、民主党政権が実現する可能性が大かと思います。


 民主党は、昨年の参院選で消費税をアップしないことと、数々の行政サービスを公約として約束してきました。年内に入りましても、揮発油税の暫定税率の廃止を訴えると共に、さらなる行政サービスを約束しています。


 すばらしいことです。税収は必要とせず、更なる行政サービス。オルダス・ハックスレーは、アンチ・ユートピア小説として、「すばらしい新世界」を書きました。


 税金が低くなり、サービスが向上するのであれば、否定する材料はありません。ガソリン税の値下げは、再可決で当面見送りとなりましたが、民主党政権が誕生しましたら、今までの経緯から、廃止法案を提出する義務が生じます。そして、さらなる行政サービスの誕生が、・・・。


 ガソリンの値下げを希望する人は、次回の総選挙で是非民主党に投票すべきです。確実にガソリンは下がります。そして、「バラマキ行政」が復活します。これが可能であれば、否定する根拠はありません。ただ、そういう"すばらしい新世界"が可能かどうかは、小沢代表が一番知っているかと思います。


 かって、彼は湾岸戦争の協力費として、一兆円を支出した責任者の一人(幹事長)でした。マニフェストだけでなく、日頃の政党としての主張が、小沢代表と民主党を拘束します。次の選挙では、民主党に投票しましょう  ????