第32回「四国八十八ヶ所 三番札所 金泉寺(こんせんじ)」 | 新稀少堂日記

第32回「四国八十八ヶ所 三番札所 金泉寺(こんせんじ)」

 第32回は、「四国八十八ヶ所 三番札所 金泉寺(こんせんじ)」です。三番札所まで、約3kmです。さしたる距離ではありませんが、歩くことによる発汗は、増していきます。お遍路の全工程を通じ、ジャケット・ネクタイ着用を崩す気はありませんので、28度の最高気温でも、結構こたえます。


 さらに、デジカメのシャッターが引っかかるのです。ジャケットのポケットに入れていたためです・・・・。写真をあきらめ、般若心経を読経します。暑さのせいでしょうか、口が重くなっています。頭の方も、回転が悪くなっています。


 日陰が恋しいのですが、アスファルトで舗装された、さえぎるもののない、水田地帯をただひたすら歩きますので、腰掛ける場所もありません。ガイドブックを見るついでに、カメラをいじりますと、簡単に直りました。それは、既に三番札所を出た後です・・・・。


 歩いていまして気付くことですが、実にまめに表示がでています。分岐点に来ますと、ルート表示があります。このまま歩いて大丈夫かなと思い始めると、間もなく「四国のみち」の石柱(高さ1m弱)か、カーブミラーに「××札所○○寺のステッカーが貼られています。方向さえ、間違いませんでしたら、安心して歩けます。


 水分補給に気を付け、さらに歩きます。


(注)出発前に自宅で撮った写真です。ジャケット・ネクタイに、革靴で通すつもりです。単に、頑固なだけだと思います・・・・。