第33回「四国八十八ヶ所 四番札所 大日寺(だいにちじ)」
第33回は、「四国八十八ヶ所 四番札所 大日寺(だいにちじ)」です。自動車移動での距離は7kmですが、起伏のある坂道ですので、遍路道はもう少し長くなっているものと思われます。それでも登りがありますが、峠に差し掛かりますと涼風が吹いてきます。
遍路道では、五番札所の前を通り、若干の登りをさらに2km行きますと、そこが大日寺です。午後三時近くなっていますので、参拝客はほとんどいません。もっと早い時間帯についたものと思われます。
初日ですので、疲れがピークに達しています。般若心経も、しどろもどろです。ここまでで4寺ですが、営業に熱心な寺と、淡白な寺の違いが痛感されます。お寺としましても、維持・修繕に多額の費用を要しますので、それも当然かと納得します・・・・。
山すその寺ですので、独特の風情があります。ただ、日が暮れますと山道ですので、防犯灯もなく、真っ暗になると思います。さあ、五番札所まで、くだりです。少し、息を吹き返しました。