第36回「四国八十八ヶ所 六番札所 安楽寺(あんらくじ)」 | 新稀少堂日記

第36回「四国八十八ヶ所 六番札所 安楽寺(あんらくじ)」

 第36回は、「四国八十八ヶ所 六番札所 安楽寺(あんらくじ)」です。5月27日(火)8時過ぎ、ホテルをチェックアウトしました。昨日、路線バスで徳島に向かいましたが、そのバス停が目的地です。バスは、四番、五番札所の前を通過します。昨日のおさらいのようで、懐かしさを感じます。


 降りたバス停から、2kmほどで安楽寺です。宿坊もあり、寺ではありますが、近代性を感じます。本尊は薬師如来です。午前10時頃ですので、清涼さを感じながら、般若心経を読経します。昨日はほとんど見かけなかった数人のお遍路さんがいます。


 「・・・五蘊はみな空と照見し、一切の苦厄を度す・・・」。五蘊とは、後に出てくる「色受想行識」です。代表として「色」をあげ、「色即是空 空即是色」とつながり、「受想行識」もまた、かくの如し。と、続いていきます・・・・。


 このあたりから、徒歩で遍路している人をちらほら見かけるようになります。暑くなる前に、七番札所に向かいました。