第41回「四国八十八ヶ所 吉野川北岸から南岸へ」 | 新稀少堂日記

第41回「四国八十八ヶ所 吉野川北岸から南岸へ」

 第41回は、「四国八十八ヶ所 吉野川北岸から南岸へ」です。一番札所から十番札所までは、吉野川北岸に位置します。十一番から十七番までは、吉野川の南岸に配置されています。十番札所の切幡寺を出発し、吉野川を横断するのが目的です。そして、十一番札所に近いところで、JRに乗り徳島経由で帰る予定です。


 吉野川に至るまでは水田地帯と市街地です。遍路道は市街を曲がりながら続いています。しかし、随所に遍路道の表示が出ていますので、道に迷うことはありません。やがて、高い堤防に突き当たります。階段を上り、そして下りますと、やがて潜水橋(沈下橋)が見えてきます。橋を渡りますと、そこは大きな島と言っていいほどの中洲となっています。農地が広がっています。


 舗装された道を歩き続けます。足の筋肉に、ハリを感じます。座って休める箇所もありませんので、歩き続けます。そして、さらなる潜水橋が見えてきます。結構長い橋です。水量も豊富ですし、流れも速いようです。そして、再度堤防を上がりますと、吉野川の南岸です。


 最寄りのJRに行きます。次回再開の場所は、この駅からです。6月6日(金)か、7日(土)を予定しています。十二番への道、さらに十三番、お遍路にとって、最初に出会う辛いルートです・・・・。