第9389回「中下咽頭癌 入院45~47日、やはり好事魔多し、リンパ節の腫れ、未明の息苦しさ」 | 新稀少堂日記

第9389回「中下咽頭癌 入院45~47日、やはり好事魔多し、リンパ節の腫れ、未明の息苦しさ」

 第9389回は、「中下咽頭癌 入院45~47日、やはり好事魔多し、リンパ節の腫れ、未明の息苦しさ」です。これまでにない無痛状態の中、「好事魔多し」と自らを戒めたのが、6月29日のことでした。それ以前の1週間と比べ、ほとんど痛みとか息苦しさを感じられなかったからです。


 ですが、やはり「好事に魔は多かった」と言うのが実態でした。3日間にわたり、眠れる夜が続いたのです。日記として、この3日間を追うことにします。


45日目、7月1日(水)・・・・ 2時30分に目覚め、息苦しかったため、オプソ10mgを服用。3時ごろ、その効果が現れ、ベッドで眠ることにしました。半覚醒状態の浅い眠りながらも、それでも5時20分までは眠れました。


 午後から、実兄に同伴され、郊外のシネコンに映画を観に行きました。「マッドマックス」の第4作、凄い体感ムービーでした。ただ、兄と一緒に歩いていましても、荒い息遣いは隠せませんでした。


46日目、7月2日(木)・・・・ 目が覚めたのは、日付が変わったばかりの0時10分のことでした。のどが大きくホルンのように鳴っていたのです。これまでにない異常さに、レスキュー10mgを服用します。0時40分頃、ふたたび眠ります。


 午前中気になったのが、左右の耳の下にできているリンパ節の腫れです。右耳の下の腫れの方が大きかったのですが、ほとんど目立たなくなりました。一方、左耳直下のリンパ節がコブ状になっていました。痛みはないのですが、触らなくても皮膚の強張(こわば)りを感じます。それが、深夜の寝苦しさを生むことになりまし・・・・。 


 午後からは、自宅に一時的に帰宅しました。本とか手回り品などを病室に持ち帰りました。


 47日目、7月3日(金)・・・・前日の午後8時45分、睡魔に勝てず、子どものように眠ってしまいました。その後、10時15分、11時45分、1時5分に目が覚めました。実に浅い眠りでした。いつもとは違う目の覚め方でしたので、体温を測ることにします。38.4度まで上がっていました。


 リンパ節の腫れのイタズラだと直感しました。今まで、リンパ節の腫れによって、38度以上の熱が出たことはなかっただけに不気味です。2時ごろ、ナイト・シフトの看護師と相談し、解熱剤を飲む一方、睡眠をあきらめ、パソコンの前に座ったのですが・・・・。


 レスキュー(緊急用)として飲んだオプソ10mgが効果を現したのでしょうか、3時過ぎには、パソコンをあきらめ病室で眠ることにしました。そして、浅い眠りでしたが、5時20分頃まで眠っていました。実に浅い眠りが断続的に9時間ほど続いていますので、正常な意識があったとは言えないと思います。


 朝の散歩から帰ったのが7時でした。体温を測ると37.9度まで下がっていましたが、寒気などもあり、しんどいものですから、解熱剤を再度飲むことにしました。日中は常に眠い状態が続きます。パソコンの前に座っていますと、頭が揺れ、居眠りをしていたことが自覚される症状が頻繁に現れます・・・・。夕刻、三度目となる解熱剤を飲むことにします。


 ところで、今夜は、テレビ局が看護師のナイト・シフトを撮るとのことです。通常どおり、10時過ぎまでは起きていたいと思い、病室に向かうことにします・・・・。


(追記) 決して愉快な内容ではありませんが、ブログテーマ「ガン日記」に興味がありましたらアクセスしてください。

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