第9398回「中下咽頭癌 入院48~50日目、最期の兆候、リンパ節の異様な腫れ」 | 新稀少堂日記

第9398回「中下咽頭癌 入院48~50日目、最期の兆候、リンパ節の異様な腫れ」

 第9398回は、「中下咽頭癌 入院48~50日目、最期の兆候、リンパ節の異様な腫れ」です。病気が最後の牙を剥き始めました。


 7月2日から感じていた左耳下のリンパ節の腫れは極端に顕著になりました。今日(7月6日)には明らかに横7センチ縦4センチほどになっています。それも三つほどが寄りあった形になっているのです。そして、いずれも硬くなっています。この腫れがもたらした連鎖が、次の症状です。


1、 腫れが皮膚の強張りをもたらし、触らないようにしているのですが、疼きをもたらしています。ただ、外見上、醜悪な容貌となっていますが、症状としては最も軽微です。


2. リンパ節の腫れがもたらす発熱、時に38度代になります。37.8度を超えると解熱剤を服用することにしていますが、終日、無気力感と平衡感の欠如に悩まされています。体のバランスが悪くどこかに体の一部をぶつけているのです。そのため、傷痕が何カ所かあります・・・・。


3 発熱からくる極端な食欲不振。2週間ほど前までは45キロ代あったのでが、本日計測すると43.0キロになっています。もちろん本日も極端な食欲不振に見舞われていますので、さらに体重を減らすと思います。


 それでは、日記風の記述に移ります。 


48日目、7月4日(土)・・・・ 本日7時過ぎ、体温が38.4度まで上がっており、解熱剤のカコナール2錠をのみました。午前、友人と一緒にR公園を散策します。午後からその姪と孫ふたりに連れられ、「呪怨 ザ・ファイナル」を見に行きました。ただ、「具合が悪くなれば、先にタクシーで帰るよ」と言っておいたのですが、幸い最後まで見られました。

 

 夕刻7時10分、38.6度の熱のために、パジャマにも着かえず眠ってしまいました。1時間後、解熱剤を飲むことにしました。0時に一度目が覚めたのですが、翌朝5時まで気分よく眠れていました。


49日目、7月5日(日)・・・・ 左耳下のリンパ節はさらに大きさを増しています。この日の最大の症状は極端な食欲不振です。食事にはほとんど手をつけず、間食も進んでいません。散歩も距離は伸びません。意識ももうろうとしており、文庫本を読んでいますと、なんども床に落としています・・・・。


50日目、7月6日(月)・・・・ 本日も極端な食欲不振に悩まされています、さらに無気力感に・・・・。昼食前にまたしても38.2度の熱が出ましたので、鎮痛剤を服用することにしました。入浴時、体重を図りますと、過去最低の43。0キロに並んでいました。本日も食事にほとんど手を付けていませんので、果たして体重はどこまで減るのでしょうか・・・・。


 以上で言えることは、確実に体調は螺旋を描きながら低下の一途をたどっていると言えます。


(追記) 決して愉快な内容ではありませんが、ブログテーマ「ガン日記」に興味がありましたらアクセスしてください。

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