お菓子に使用する乾燥剤はA型シリカゲル。
血液型占いでいえばA型の人の特徴に「真面目で几帳面」とありますが、ここにきて世間との評価が一致した感があります。
「比較するものが特定できないし、何が基準なのかわからない!」
同じくA型の血液分類を持つ著者は、都度、この評価に疑問と不快感を抱きつつ
「人間を4つに大別すれば、そんな傾向もあるのかなぁ・・・」と、次第に受け入れてきたようにも思えます。
出版物および、血液型に信仰心すら持つ輩の影響が意外に大きいのかもしれませんねぇ。
それはさておき、几帳面といえばシリカゲルA型も同じ評価!?
湿度が低い状態でも構わずグングンと湿気を吸い続けます。
A型シリカゲルは構造上、細かい孔(すきま)が無数にも開いているため、湿気がそれほど多くなくても、こつこつとすきまに湿気を取り込み続けてゆくのです。
やがて湿度が高くなると、吸湿の限界が訪れます。
おなか一杯まで湿気を吸い終わると、A型シリカゲルは早々と仕事を止め、休息に入ります。
因みにそれまで吸いとった湿気は蓄えたままの状態を頑なに維持、再び空気中に放すことはありません。
さて、ここまでのところ「真面目で几帳面」といわれる血液型A型のイメージを、乾燥剤であるA型シリカゲルに無理矢理こじつけてしまったようです。
しかし、シリカゲルA型は条件付きですが、再生させることが可能です。
尚、内部のすきまが緻密すぎるために常温では再生できませんが、150℃以上の高温で熱すれば、これまで取り込んだ水分を吐き出してくれます。
一般家庭において、この温度を与えるには専用のフライパンで加熱する必要があります。
ドライフラワー用に使うシリカゲルはA型シリカゲルの方ですが、再生する場合、この方法が一般的に普及しております。
尚、電子レンジによる再生を紹介するところもありますが、電子レンジは食品を対象とするものです。
非食品であるシリカゲルはその対象ではないことから、事故の危険性を考えると使用をお薦めしておりません。
しばらくシリカゲルについて書きます。
Technos ドライフラワー用シリカゲル使用 ドライフラワー 製作中
ドライフラワー ボトル作品
乾燥剤シリカゲル製造販売
(株)テクノスナカタのHP