シリカゲルを使うドライフラワーのレシピ! (乾燥剤屋からのおはなし) | 湿気・カビ・結露と闘う乾燥剤製造・販売(株)テクノスナカタのブログ

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業務用乾燥剤、除湿剤、家庭用湿気とりの製造販売を主業務とする会社です。湿気、カビ、結露にまつわる情報および対策例を紹介します。またシリカゲル、シリカゲルB型、塩化カルシウム、ゼオライトの特長、使途に加えて安全性にも言及します。



ドライフラワーに乾燥剤のシリカゲルを使うの?


30歳以下の若い世代間では、シリカゲルを使うドライフラワーのことをほとんどご存知ないのでは?


最後のブームは国営放送で放映され話題になった2004年ごろ。

テレビ放映の後の1年は、ほぼ完全にブーム化状態でした。



シリカゲルが品切れ!



まさに嬉しい悲鳴?のひと時がありました。(回顧録より抜粋?)


さて、そのドライフラワーシリカゲルの作り方を一部ご紹介します。


シリカゲルを使うドライフラワーのレシピ


○まず、生きた花、それも咲いたばかりの活きの良いものを茎の上だけ  カットします。


○次に、予め用意した粉末状のシリカゲルA型をたっぷりタッパーに入れます。





○カットした花をシリカゲルの中に入れ、完全に埋没させます。


○タッパーはしっかり空気が浸入しないように封をします。


○暗所に約一週間置いておけば、ドライフラワーの出来上がり!




さて、タッパーを開けて埋没した花を取り出してみると・・・


活きた花はシリカゲルの吸湿パワーで色褪せることなく、ほぼ以前活きていたままの色の状態で取り出すことが可能です!

(赤いバラはやや黒がかり、艶のでる感じになります!)



乾燥剤シリカゲルが花弁の中まで入り込み、外部から花びらの水分を一気に吸い上げます。



だから、花が成長することで起きる退色が収まり、色が変化せずそのままの状態を保つことができるのです。


また、この効果は密閉式のガラスに入れると長時間、持続することが出来ます。


作品例







しばらくドライフラワーとシリカゲルについて書きます。


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