路上 | 倉垣ノ記

倉垣ノ記

舞台芸術創造機関SAIの代表、倉垣吉宏(くらがきよしひろ)の日記。

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高架下

アスファルト

よれたダンボール

黒猫と子猫

秋葉原 上野間は、
廃絶されない体臭のようなものがそこかしこに残っている。
御徒町の高架下を、アートスポットとして開拓している動きがあるが、
これ、キレイにすればするほど、体臭がキツくなるような
不思議な景色が存在している。


侵略された景色に、興奮する。
侵略されつつも、わずかな抵抗があることに興奮する。
抗いきれないながら、捨てきれない意地や尊厳を守る姿はたまらなく素敵だと思う。

自然が優位になった時、
僕らは何に向かって抗って生きるのでしょうか。

受け入れて、
“そういうものだから”と、
生きていくのでしょうか。

守るため抗わず、抗いたいがため抗うことも、決して悪くはないでしょう。

全てのことに意味があり、
全てのことに意味がない。

風が気持ち良いね



疑念を捨てて伝えたい。


僕はホームレスは、嫌いじゃないんだ。