熊本 | 斉藤秀翼official blog Powered by Ameba

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つむ鴨が終わってから、数日間、地元の熊本へ帰ってきました。
地震後、やっと帰ることができました。

限られた範囲ではあるけれど、被災場所を見てまわってきました。

熊本城、益城、木山等

































震災時からずっと動いている人の話も聞かせていただきながら。

思いは溢れる程有りつつも、現地での復興活動はできないまま半年が経ち、震災当時と変わってきた景色もあるなか、現状を見てきました。

ボクの周りでは、学生時代の親友の家も無くなったし、結婚する予定だった友達も式を見送り、身銭を数百万単位で使い、復興に力を注いできた人もいます。
他にも、避難所で不安がる子供達と母親を集め、小さな明かりで絵本の読み聞かせをしたりと、できることからやってきた人がいます。


今回の震災で、感じたことは山ほどありますが、いくつか並べるとしたら、東北の震災のときも被災地に行きましたが、元の景色を見たことの無い土地だし、想像もしないあまりの景色に、どこか身近なことではない気持ちとか、自分のどこかにももしかしたらあったのかもって気がして。
ただ今回、身近な地で震災が起きたことで色んな事を思い返し、考え直しました。

たぶん、今回も、他人事に思ってる人って沢山いると思うし、それは何も悪いことじゃなくて、ただ、その事に、その地に思いがあって何かをしようと思う力がある人がやればよくて、誰かが強制する必要も、非難する必要も、そしてその権利もなくて、思いがあって動いている人達に心が動かされた人ができることを探せばよくて。

ボクは今、東京にいるので、いや、東京に居るからこそ、この仕事をしているからこそできることを感じて考えています。

誤解されたくないんだけど、
絶対に起きない方が良いし、そんな経験しなくていいならそれが一番よい事だけど、今後も地震とか台風とか、自然災害は必ず起きるであろう中で、こうした経験をした人が、同じ日本、同じ地球なんだからって手を繋ぎ合うことができる日がくればなって。きれいごとかもしれないけど。けど、自分はこれからはそう思って動けるって、気付くことができました。

だから、日常こっちで生きてるけど、
絶対に何か見つけて、形にして行動する。


羅列してしまったけど、思ったままに、出てきた言葉のままに綴りました。とりあえず。また追って伝えたいときに伝えたいことを書きます


2016,10,6   SYUUSUKE