9月某日 都内某所にて・・・
司会(以下 司)
「まもなく記者会見始めさせて頂きます」
?「え~この度は突然の呼び掛けに対しましてお集まり・・って、ちょっと集まり過ぎでしょ!?」
司「本日は坂本より新たな世界一強くてカッコいいレスラーのご紹介をさせて頂きます」
坂本(以下 坂)
「いや、ハードル上げすぎだから!しかもなんかテンコジみたいだし!」
坂「え~今回ね、私の友人があるプロレス団体に興味があると事なので紹介させて頂こうかと」
記者(以下 記)
「まずは名前からお願いします」
坂「名前はアミーゴ・サカモト」
記「本名ですか?」
坂「そんなわけ無いでしょ!?」
記「なんだ、リングネームか」
坂「昔は本名だったけどね・・あの頃はまだベビーフェイスだったからね」
「いろいろ説明したいから画像出すよ?」
記「どうぞ」
記「え?これゲームの画像・・・」
坂「それはそれ」
記「どっかで聞いたような・・」
坂「彼はルチャをバックボーンに持つレスラーでメキシコでの試合経験がある・・らしい 」
記「なぜ曖昧なのです?」
坂「あくまでベビー時代の話なんだけど、その頃の戦績とデータが残ってなくてね」
記(そんなことあるのか・・?)
坂「マスクを被ってヒールになってからのデータは全部残ってるんだよね・・・」
記「あの、ヒール化の経緯は?」
坂「飛び技が欲しいってメキシコに行ったのに帰ってきたら名前もスタイルも様変わり」
「あと仲間を連れてね」
記「仲間?」
坂「まあその話は追々するとして・・」
「他の質問は?」
記「必殺技は?」
「ファイトスタイルもお願いします」
坂「えー技に関してはこちらの画像を見ながら説明しますね」
記(またこれか・・)
坂「ファイトスタイルは・・ズルい!」
「新日本の矢野選手みたいな感じね」
記「要はパクりですよね?」
坂「・・・それはそれ」
記「またパクった!」
坂「うるさいなあ!話続けるよ!」
「必殺技はファルコンアローでベビー時代から使い続けてる技の一つだね」
記「その技の勝率は?」
坂「ほぼ勝つけど最近は使ってないね~」
「タッグ戦で楽して勝つのが最近のアミーゴだから」
記「最近はシングル戦は行って無い?」
坂「本気で戦える相手がいないらしい」
「オカダも棚橋も倒したからね」
記(それ、ゲーム内での話だろ)
坂「試合序盤はアイアンクローや裏投げ
あとはエルボーで試合を組み立ててるね」
記「ほうほう」
坂「正面式ドロップキックからのドロップキックの連続攻撃は序盤の定番ムーブ」
「きっちり決まったら必ず叫んで観客にアピール!」
記「ちゃんとムーブがあるんですね」
坂「場外技のドラゴン・ロケットも忘れちゃいけないね!」
記「トペ・スイシーダですよね?」
坂「昔はね・・確かベビー時代に一度かわされてフェンスにぶつかって直ぐに封印したはず」
「アミーゴになってからまた使い始めたけど「違う!トペじゃない!あれはドラゴンロケットだ!!」の一点張りでして・・」
記「なるほど・・」
坂「因みに場外では鉄柵に振ってエルボーぐらいしかしません」
記「イスとか使わないんですね」
坂「中盤は変型のフェイスロックで体力をジリジリ削ります」
記「変形とは?具体的にお願いします」
坂「ドラゴンスリーパーは片腕を極めるのはご存知かと思いますが、この技は両腕を極めます」
記「意外とエグい技なような・・」
坂「技名はサカモト・フェイスロック」
記「アホみたいにシンプルですね」
坂「僕もそう思います」
「あ!そうだ、なにかと彼はドラゴン殺法を使いたがる人でして」
「ドラゴンレッグロールクラッチもよく使いますね」
記「横から入る日本式エビ固めですね」
坂「元々は通常の日本式エビ固めでしたがこれもアミーゴになってからの変化です」
記「ツームストン使うんですか?」
坂「見た目完璧ですが自身の膝が先にマットに着く場合が殆どで相手へのダメージは0に等しいです」
記「うわぁ・・・」
坂「ベビー時代はちゃんと決めてたのに気がついたら引くぐらい下手くそに・・」
「フォールしても大概1で返されますw」
記「終盤戦はどんな技を?」
坂「まずはダイビングボディプレス」
記「ほ~」
坂「成功率は50%ぐらいですかね」
「最近は膝剣山を喰らってリング上で
のたうち回ってる姿が目に付きますが」
記「老いですかね?」
坂「年齢不詳なので分からないですが、彼曰くお客さんのウケが良いと言ってましたよ」
「彼は序盤は嫌がるのに最終的にはしっかり相手の技を受けますからね~」
記「技の受けっぷりも魅力の一つ?」
坂「ですね」
「金的やイス攻撃ですが結構要の技で」
記「ほう?」
坂「イスは試合を決めにいく時しか使わないです」
1.殴って丸め込む
2.殴ってダイビングボディプレス
3.殴ってファルコンアロー
「大体いずれか3パターンで試合を決めます」
記「イス=フィニッシュの合図ですか」
坂「一度だけイスの上にファルコンアローを決めたことあるけどもうしないでしょうね」
「金的ですが決まる決まらないは別にして
よくやりますw」
記「ヒールの基本技ですからね・・」
坂「本人曰く自分のペースに戻し易いのと新たにペンやフォークさらには火炎攻撃も試したものの結局金的とイスに落ち着いたとのこと」
記「理由は?」
坂「お客さんのウケが良くなかった」
記(観客を気にするタイプなのか・・)
坂「最近の勝ちパターンはイスor金的の後スクールボーイで丸め込む」
「決まらない場合は間髪入れず逆さ押さえ込みに移行します」
記「勝率は?」
坂「返されたら99%負けると思って頂ければいいかと」
「これで技の説明終わり?」
記「あと3つあります」
「マンハッタンドロップは?」
坂「チェンジ・オブ・ペース」
記「リバースDDTは?」
坂「内藤のデスティーノと同型」
「因みにこっちが先ね」
記「ダイビング式エビ固めは?」
坂「大一番のみの限定技で殆ど見ないね」
「ていうかさ・・・長過ぎだよ!まだ色々あるのにこのままじゃ文字数制限に引っ掛かるよ!」
司「では今から10分間の休憩を挟みます」
坂「え?マジで?」