新聞によりますと、旭川市内の自営業者の一家5人が20日、ニラと間違えて庭のスイセンの葉を誤って食べ、中毒症状を起こして病院で治療を受けた。症状は軽いという。
旭川東署によると、同日午前8時前、朝食用に家庭菜園へニラを採りに行った家族の一人が、開花前のスイセンの葉をニラと見間違って持ち帰り、卵とじにして食べたところ、吐き気などの症状が出て救急車で病院に運ばれた。
スイセンには有毒成分があり、葉がニラやノビルに似ているため、開花前の時期に誤食事故が起きることがある。
※ スイセン(ヒガンバナ科)
有毒部位 葉 球根など全草
有毒成分 リコリン等のアルカロイド
中毒症状 食べてから30分程度での嘔吐、下痢など
スイセンには球根があり、ニラのような特有な臭いはありません。
スイセン ニラ