語りつぐ愛に | 后バー有楽のブログ(さきバーうらく)

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交通会館地下1Fにある日本酒バーの日替わり女将が日々をつづります。

お疲れ様です。
火曜日女将のメグミです。

秋も深まってまいりました。
皆様いかがお過ごしですか?


先週、発売になりました
双葉社より出版の
「蔵を継ぐ」は
お読み下さいましたでしょうか?

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当店の木曜日 担当女将
山内聖子さんが
満を持して記し上げた
待望の一冊

読書の秋
日本酒の秋を
心から満喫出来ます。

現代を代表する
話題の人気蔵元が
飾らず気負わず
ぶっちゃけて下さった
ライブ感 溢れる肉声です。

聖子さんでしか聞けない生の声を
酒呑み心 溢れる筆力で
杯たっぷりに謳い上げた
旨味充分な言霊の数々。

読んでいて‥‥
とにかく呑ませてくれ!…>_<…と
身悶えする悦びに
かられること請け合いです。

是非、本屋さんで
(もしくはAmazonでも)
お求めになられて
后バー有楽 木曜日に
お越し下されば
今なら確実に
著者直筆のサインが戴けます‼︎ ^ ^


私、先週の木曜日に
早速、駆け付けて
サインを戴いてから
拝読しましたが(笑)

次世代蔵元と呼ばれる
若手世代の抱えた
造り手としての苦悩と情熱

そして再びの日本酒ブームを
迎えた現代から
更に下の世代へ
継ぎ繋いでいくことへの想いが
克明に描かれておりました。

「日本酒」についての
本は数あれど
いわゆる「レア」「コア」を狙ったり
「スペック」で
日本酒を判断するカタチでは無く

直ぐ傍に蔵元の息遣いを
感じるほどの筆致と
同年代として近しく
寄り添った人間だからこそ
編み込まれた新たな視点を携え

敢えて 造り手の「人」を
芯に据えたトピックで
一冊まるごと読ませる
日本酒の書籍と云うのは
今迄に無かったのでは無いでしょうか?


著者の日本酒愛が
行間に満ち満ち溢れ
ページの間から滴り落ちるような手跡に
私は心から
熱く感動しました。


日本酒が大好きな人には勿論
日本酒を呑み初めたばかりの人にも
自信を持ってオススメできる
素敵な読み物だと思います‥‥。

そんな訳で当店でも
出版記念として
主題となった五蔵のお酒を
隠し酒に
御用意させて戴きました。

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↑画像右から
福島県の「廣戸川」
静岡県の「白隠正宗」
長野県の「十六代 九郎右衛門」
福島県の「冩楽」
栃木県の「仙禽」

「蔵を継ぐ」を
読まれてから口にすれば
美味しさも ひとしおです。

是非 この機会に
お楽しみ下さい。

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♪さよなら 悲しみの 思い出の反乱
心の時計 自分に合わせ

夢見る時間は すぐに過ぎる
愛を語りつぐために みんな生まれた
待つだけじゃなく 迷うためじゃなく
彩る月日を 染めてく

語りつぐために 愛も生まれる
言い尽くされた言葉でもいいさ
意地悪な星の ささやき消して♪



「后バー有楽(さきばーうらく)」
TEL 03-3216-1610

ここまで お読み下さいまして
有難う御座いました。

明日も皆様の御来店を
心より お待ちしております。