2022年3月 | LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

SNSまとめ

 

いよいよ明日からスタート!

Pitch FM83.8 鈴盛農園presents農業ラブソング

毎週木曜 AM10:05〜 

※内容によって放送時間が前後しますが10分程度の番組です。

農業×ラジオパーソナリティーの可能性に挑戦します!

農業はまだまだ面白くなる。間違いなく。

デカい農業は誰かに任せた。

自分は自分の道を行くだけ。

振り返った時、細くて歩きにくそうなのに、何か変に魅力的な道ができていてくれたら嬉しい。

これもまた王道になる時代も必ず来る。

 

・・・・・・・・・

 

今日はテレビコマーシャルの撮影!

畑での収穫パートが終わり、今はカラフルにんじんをアーティスティックに撮るパートです。

いやー綺麗!光の使い方が素敵です。

毎日色々あって楽しい。

食品、室内の画像のようです

 

西尾市に3月中旬にオープンする憩の農園ファーマーズマーケットに来ています。

建物が綺麗で新築の香りがプンプンしています。

開放感ある売り場でお客様でごった返す姿がすぐにイメージできました。

西尾を代表する名店がかなりの数参加されるようで特産品の発信拠点になっていきそうです。

鈴盛農園もオープニングイベント四日間通しでダンゴヤハチのキッチンカー出店させていただき、店内では一年を通して野菜の出荷をさせていただきます。

また楽しみな販売先が増えました。

写真の説明はありません。

 

明日はダンゴヤハチ初の知多半島進出!

半田市で大人気の苺狩り園 澤田農園さんにて出店。

澤田さんの苺を使った苺大福だんごと春らしい桜のだんごがおススメです。

こちらは苺狩りだけでなく苺やジャムなどの直売所もあります。鈴盛農園の人参や加工品、お米も置いていただきます。

まだまだ自分の身体が動かしきれず知多半島での活動が緩やかですが着実に地域に馴染んでいきたいです。

イチゴ、デザートの画像のようです

 

冬人参も残り70a強。これを4月中旬までに直売しきってトンネルの春人参→露地の初夏人参へとつなぎます。

春は里芋や菊芋の種の植え付け、トンネル人参の草取りなど農作業がたくさんあります。

半日だけ、とか丸一日、お手伝いしてくれる人を随時募集します。お土産は野菜とかお米とか色々持ってかえっていただきます。

農作業体験で「みなさまが感じたいもの」を一番強く感じられる季節は春です。間違いありません。

13年前の春に初めておばあちゃんの畑を耕した時の興奮は今も昨日のことのように思い出せます。

耕した畑の土を手ですくい、あまりにも当たり前のことなのに「これが土か…」と思ったのを覚えています。

春に農作業を体験すると農業が好きになります。

農業と遠いところにいたロクデナシが一発でハマって、今もなおこの世界に熱狂してるんだから間違いありません。

食品の画像のようです

 

あぜ塗りスタート!!

半田への出勤が増える季節です。

アウトドアの画像のようです

 

月曜日のことですが東海テレビ朝の情報番組スイッチ!にてカラフル人参を取り上げていただきました!

農業始めてから数年でばばーっとたくさんのテレビ局に取材にきていただきました。特に中京テレビさんは起業後すぐの頃から定期的に鈴盛農園を取り上げていただいて本当に助けてもらっています。

そんな中、東海テレビさんとだけご縁がない状態が長く続いていましたが最近は逆に東海テレビさんが連発で取り上げてくれています。

ありがとうございます。

人参の季節ももう終わるので次のしかけに移ろう。

 

西尾憩の農園ファーマーズマーケット オープニングイベント最終日!

入場制限のため長蛇の列ができていますが進む時はぐーっと進むようです。

ダンゴヤハチの団子が在庫切れしてしまいそうだということで追加に行ってきました。

しかしりかちゃんも一人で出店して調理から接客からこなして立派な売上たてて大したもんだな。

なかなかの人時生産性叩き出してます。誇らしいよ。

上を見ればきりがないけど、今のハチのスペックの中でやれるほぼマックスに近い数字だと思います。

露地野菜部門も稲作部門も負けてられない。まだまだいくらでもやれることはある!!!

 

母校の会議室に並ぶ初代から令和元年度までの歴代PTA会長の写真たち。

当地域で今も大活躍される社長の方々や地域活動の主役になっている方々、このあたりで最大級の規模の農家さんたちがずらっと並んでいます。

ここに写真が飾られた人間のみが所属できる秘密の会の存在があることを知りました…

コロナ禍で会合が開催されなくなったので命拾いしていますが、いざ秘密の会合が復活した際には僕はその席で大手農家さんたちにギッタギタにされることでしょう。致し方ないです。

ただ世の中には何十年経っても噛まれた事を忘れないタイプの人間がいます。

そんなことすぐに忘れた方が楽しく暮らせるのはわかっていても、十年前の怒りの感情を昨日のことのように思い出せる人間がいます。

そういうやつはやられたら必ずやり返します。

己が負けを認めるまでは負けていないと思っていますから、勝つためならどれだけでもエネルギーを注ぎます。相当しつこいです。

どうかひとつ穏やかに暮らせるよう、よろしくお願いします。

6人の画像のようです

 

【いついかなるときも他者に原因はない】

畑に残る人参も残り30〜35tくらい!

気温が高くなり、人参が食物から植物になっていく「とう立ち」のタイムリミットが迫ってきました。デリケートな時期です。

このあたりの人参の標準的な出荷期間は11月下旬から3月初旬までですが、鈴盛農園では品種と播種時期の組み合わせで出荷期間を前後ともに1ヶ月ほど延ばしています。

10月頭とか3月下旬以降に人参を出荷している人はほとんどいなかったため最初の数年間は一人勝ちできるボーナスタイムもありましたが、大手農家がそれを放っておいてくれるわけもなく直売所にはその時期も爆安の人参が溢れるようになりました。

以前はそれに押し負けることもありましたが最近はその影響も少なくなってきました。他の人参の倍ほど高い値段の鈴盛農園の人参を選んでくださる方がひとり、ふたりと増えて今は多くのお客様に支えられているということです。とても嬉しく思います。

定年就農組による不毛な値下げで直売所の価格相場を荒らす競争合戦に嘆くつぶやきは星の数ほど見ます。直売所ブームによる施設の乱立と菜園ブームが相まってこの競争は始まりましたが仕組み的にも終わることはないでしょう。

やはりそこを抜け出すにも己をひたすら磨いて強くするしか道はないんだと思います。いつの時も原因は自分にしかない。

農業は新規で始めても人ひとり飯食わせてくれるだけの懐の深さはあります。だからなんとなく続けれちゃう。ダラダラいくと年齢だけ重ねて取り返しのつかないことになる。

当然、自分だって一瞬たりとも安泰を感じたことはない。いつも自問自答してる。答えが見つからないから不安を消すために常に挑戦をしてる。

これでいい、なんて思った日は一日もない。

弱さを認めると自分には伸び代しかないと思える。いい意味で自分は最小最弱であるという気持ちを持っていると自己否定して新しい学びが得られる。

その繰り返しで鈴盛農園は本当に強くなった!し、まだまだまだまだいける。

今日もがんばろ!

食品の画像のようです

 

山の田んぼの畦塗り!

土壌の水分量でかなり仕上がりが変わります。

米作りは新規就農2年目ですが、野菜作で新規就農した時よりPDCAの精度が高いのを肌で感じます。

野菜作はほぼ独学で始めましたが、稲作は研修先で100haオーバーの規模感で学んでいたので、同じ1年でも1haの人の100年分、10haの人の10年分経験を積むチャンスがあるわけです。特に機械操作はオペレーター2〜3人で回したとしてもなかなかの経験時間を積めたんじゃないかな?たくさん失敗させてもらえたというのは財産です。

もともと「応用力」には自信がある方なので未経験の野菜作も力技で乗り切ってきましたが、稲作は経験の引き出しが多いのでよりスマートに問題に対処できている気がします。

これはマズい、と思うような事があっても大体なんとかなります。

今日も沼地にハマってタイヤは泥団子状態、前にも後ろにも進めない亀のような状況になりどんどん深みにはまります。通常であればゲームオーバー間違いなしですが道を見つけ出す事ができました。

そんなこんなでお米作りを始めてからというもの研修を受けることの重要さを感じています。感謝。

アウトドアの画像のようです

 

今日で鈴盛農園を立ち上げて丸々10年。

無事潰れる事なくひとつの区切りを迎えることができました。

数えきれない程の失敗を重ねながらもやりたいようにやってこれて嬉しい。

しかし歳とった。四十にして惑わずと言ったもんだけどあと数年でそんな境地に辿り着けるんだろうか?

いつもチャレンジし続けていると安定することがない。常に今と少しだけ遠くの未来を見ながらひたすら全力で自問自答と行動の日々。

だからいつまでたっても余裕がなくて趣味に勤しむ暇もない。

そんな中、自分よりも若く素晴らしい才能を持つ新規就農者が軽々と数億円の売り上げを叩き出していくし、100haの面積を耕作していく。日本の農業の未来は明るい。

その道を降りた自分はどんな歩き方をしていくかを自分に問い続けなければいけない。地図がなければ道に迷う。

日本の農業をカッコよく!という理念が自分にとっての羅針盤になって今に導かれたなーと思う。

でもある程度のところでこの理念は次代に手渡すことになる。その時が見えてくる年齢になってきた。

新しい羅針盤はどんなかな。今はまだ形も見えてこないけどそれもまた良し。もうしばらくこの道を行っていいということでしょう。カッコつけ続けてやる。

自分は自分の人生を生きてる。胸張って言える。

ずっと自分を信じ続けてこれた。

日本の農業をカッコよく!

あと数分で鈴盛農園の11年目が始まる!

肩の力を抜いてやっていきます。皆様いつもありがとうございます。

写真の説明はありません。