※ネタバレ注意です!!


私は元々、刀剣乱舞というゲーム、世界観が好きで、刀の鑑賞に行くし、2.5次元と呼ばれるミュージカルもストレートプレイの舞台も好きで、アニメも好きで、二次創作まで好きです。

なので、この刀剣乱舞という世界が好きな私が映画について語ったところで、ただ好きな人の戯言、もしくはオタクのキモイ発言に思われるのかもしれないのが悔しいですが、猫が好き!ならそれをどれだけ語ってもOKなら、刀剣乱舞だってどれだけ語ってもいいだろうと思うのです。

偏見良くない。



というわけで感想です。



監督は暗黒女子などを手がけた耶雲監督
脚本は仮面ライダーなどの特撮で名高い小林靖子さん
刀剣男士を演じる多くの俳優は鈴木拡樹さん始めストレートプレイの舞台で同役を演じた方々


刀剣乱舞の舞台が好きな人はすごく楽しみにしていました


刀剣乱舞の世界は、2205年に歴史修正主義者が率いる時間遡行軍が過去への攻撃を始め、その過去の歴史を守るために、審神者と呼ばれるプレイヤーが刀剣男士と呼ぶ日本の名剣名刀に宿る魂(付喪神)を励起させ戦うという前提があります。
まぁここはちゃんと映画でも説明してくれるので、世界を知らなくても大丈夫。

今回の映画の舞台は本能寺の変。
時間遡行軍は織田信長を逃がして歴史を変えようとし、刀剣男士は織田信長が死ぬ歴史を守るために戦うというストーリー。



日本の名剣名刀を刀剣男士として人間の形を取っている。

で、今回の刀剣男士には、死ななければならない織田信長に縁のある名刀が多いわけです。

薬研藤四郎、不動行光、へし切長谷部は特に関わりが深い。

あと日本号も織田にいたことがあったらしい。


かつての所有者が死ななければならない歴史を守らなければいけない理由、というのを
織田信長が欲しがった名刀、三日月宗近を中心に描かれます。


話の中身については見て欲しいからそれくらいにしておきますが、とくにお勧めポイントは、殺陣が凄い!
全部、役者さん本人がやられています。
舞台でも殺陣がもう、マジで凄いので、その経験も生きているのでしょうが、衣装のひらみとか、刀の特性だとか、男士の性格とか、一人一人に違う個性が出ています。



特撮好きや時代劇好きな方にはぜひ観ていただきたい作品。

ストーリー自体も、単純そうでいてかなり奥が深いので、歴史好きな方も楽しめると思います。

ちなみに私は元々歴史好きだったのですが、刀剣乱舞を好きになって、更に歴史を調べるようになりました…



ただのイケメンの映画ではないよってことだけ、伝わればいいなぁ…