ココロとカラダと健康の専門家
作業療法士＆健康管理士
徳光なほこ です
先日、テレビを観ていた時のこと。
関西の人気ラーメン店の店主が
他店のラーメンを食べて、
感想を述べる。
というテレビ番組
人気店の70歳の店主は
テーブルにドンと出された
大盛の背アブラ多め超こってりラーメン
スープを一口飲み、
ラーメンを見つめる、
何か感想を言うのかな？
と見ていたら、
スープを飲んで
ラーメンを食べても
なにも言いません。
そして、
黙々と食べ続けたのです。
70歳のおじいさが食べるには
こってりラーメン、、、
量もめっちゃ多いラーメンを
最後のスープ一滴までも飲み干され
まして。
で、ようやく感想を言われました。
「最初も、真ん中も、最後も
すごく良かった。」と。
ディレクターさんが、
「最後まで食べきるの
しんどくなかったですか？
数口食べて、感想を言うのかなと
思っていたのですが…。」
と聞くと、
70歳のラーメン店主は
それが礼儀だからです。
最初だけ食べて
感想を言うのではなくて、
すべて食べてからでないと
評価できませんやん。
と言いました。
それを聞いて、
私は、ハッ
とさせられました。
最初から最後まで見ずに、
読まずに、
聞かずに、
ちょっと読んだだけ、
ちょっと人から聞いただけ、
にもかかわらず
自分は、すべて知っているかのように
『批評』したり
『意見』したり
してはいないかな？と。
私も、そういうこと
知らず知らずのうちに
しているかもしれない…
分からないとは言えなくて
相手に合わせたり
知ったかぶりしたり
今は、ネットや新聞、テレビなどで
手軽に情報を目にしたり、
手に入れたりできる時代です。
私自身、健康のアドバイザーを名乗り
お仕事として意見を言ったり、
何かを伝えたりする立場～
ちゃんと調べて、経験して、
ちゃんと自分のフィルターを通して
時間はかかっても
誠実にお伝えをしなくちゃな～
と、気づきをいただいた。
そんな家族とのテレビの時間でした
最後までお読みいただき、
ありがとうございました～～♡