持っていける？山積みの段ボール
早朝は暗い雲が空をフタしてしまって、日の出も見えなかった日曜日。
ちょうどオウチの真下のアラモアナブールバードに、
ランナーたちがわんさか。
折り返し点を行き来するランナーたちが道路を埋め尽くします。
にぎやかなハパルア・ハーフマラソンが開かれ、
ビーチパークも、アラモアナブールバードも閉鎖されて、
ふだんの週末とはすっかり様子が違います。
幸い、ランナーたちが走り過ぎてしまうまでは、雲はガマンしてくれていて、
KIKIがスペシャルオリンピックスの練習会にたどり着いたら、
ぽつりぽつり。
時間と共に、盛大に降り始めて、とうとう横殴りのざあざあ降り。
ホノルルには珍しく、陽射しもレインボウも顔を出しません。
夕方のＲＵＮもすっかり気をそがれちゃったので、
ちょうど良いや、
日本旅行の準備に精を出します。
もう数日後には出発で、
頼まれモノがどんどん積みあがっています。
今回はKIKIとママと３人一緒。
「何かあれば持ち帰れるよ」
たしか友人たちにそんなことを言ったかも。
知らず知らず荷物が増えて、
修理工事中のお部屋が段ボールだらけ。
小さな箱でスーツケースもぱんぱん。
入りきらない大きな箱が
1、2、3、・・・ うっひゃあ９個
３人で持ち帰れるのは、たぶん１０個まで、ということは、
大きなスーツケース３つを加えると１２個？
ムリかも、
ということで、大きさが一緒の箱を合体。
パッキングテープでぐるぐる巻き。
実は前回、この作戦も破綻して、スキャナーを通せないからバラせ、
とチェックインカウンターで言われる羽目になりました。
さて、どうなることやら。
アプリの税関申告の前に
お荷物のチェックインにかすかに不安はあれど、
もっと心配だった空港までの足は、
でっかいフルサイズのピックアップトラックを駆るメリカママに頼んだから大丈夫。
なにしろ、こんな大荷物、
ウーバーのＸＬでもどう頑張っても詰め込めません。
出発準備でいつもはストレスだった事前の登録作業は、今はシンプル。
Visit Japan Webアプリで、旅程を登録しておきます。
税関申告はアプリ上で完結。
とは言っても、
遺漏なく申告していても、
山のような荷物で、いつも税関はすんなりと通れません。
ふと気になったのは同伴家族の登録。
入国手続きに、もう Visit Japan Webなんて必要ないので、
税関申告だけお世話になっています。
家族で一枚の税関申告なので、同伴家族として認めてもらいたいのは、KIKIとママ。
今まで、KIKIだけをパパの同伴者として、
ママは独自に登録、としていたから
今回は三人一緒に、パパの申告に含めることにします。
必要な作業は”同伴家族の情報”の登録で、
これで事前準備もお終いです。
一時帰国者に大切な手続き
一時帰国者は、もう一つ手続きします。
ダウンタウンの山側、ヌウアヌの街に並ぶ大使館群。
その一角が日本総領事館で、年数回お世話になります。
日本でのお仕事は年度が替わり、もろもろ手続きもこの時期です。
株主総会だの、そのあとの取締役会だの、真っ盛り。
法務局に登記するのに、
「在留証明書が要ります」
そんな連絡が届きます。
この在留証明書、会社でも必要だけど、
一時帰国した時に免税のお買い物用の証明書として必須の書類。
ちょうど兼用になりそうです。
スプリングブレイクが終わったばかりで、またお休みするKIKI、
欠席日数が増えて、またＰＥ（体育）の成績が悪くなっちゃうのは困るけど、
実はこの回の日本出張、
KIKIとママと同道するのは、とても特別な用事があるから。
その準備も女子たち、せっせとしています。
いつも日本に行ってしまうと、ＲＵＮの時間が全く取れなくなっちゃうから、
走り貯めも事前準備かな。
週が明けて、お天気が戻ったのは幸いでも、
天候は変調で、コナウインドがモーレツに吹き付けます。
あまりに強い逆風に足もなかなか進まない、というくらい。
それでも走れるうちに走ります。
税務申告で忙殺されていた前回よりは、ちょっとらくちんな出張。
家族も一緒の日本旅行だし、
すこしのんびり過ごせるといいな。
久々、日本でもＲＵＮしたい。
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