ハワイだったら、って考えちゃう贅沢 | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

 

心休まる昭和なサマーハウス

 

家族の慶事がおわって一息。

着なれないスーツ姿で肩もこってしまい、

それなりに緊張もしていていたようで、オウチにかえってみんなして、

ふう

安どのため息です。

 

お役目が終わって、待ち遠しかった小旅行。

短い日本滞在なので遠出ではなく、

ドライブして、KIKIにいろいろ体験させるおでかけです。

 

きっと週末だったらタイヘンな渋滞の鎌倉辺り、それに134号線もすいすい。

鎌倉霊園でジージのお墓参りを終えて、どんどん海沿いに走ります。

 

 

 

 

 

 

投宿先は、いつもの伊豆高原のサマーハウスです。

移ろいやすいお天気で、この日も五分五分という予報だったのに、きれいな五月晴れ。

 

前回は年末だったので、樹々は裸で、色彩に乏しい季節。

びゅうびゅう北風で温泉のありがたみはいや増しだったけど、

寒々しい景色は寂し過ぎます。

 

もう初夏の空気の別荘地に入ると、華やか。

葉桜の桜並木を予想していたら、みごと絢爛の八重桜の桜花の歓迎。

嬉しい!

いつもジージが丹念に手入れしてきたサマーハウス、

伊豆急行線が開通して間もなくして建てられてから、ざっと築60年。

おおがかりな改築2回を経て、いまも健在です。

 

 

 

 

 

 

ほとんどは洋風の造作なのに、

広い和室に、サンルームのような広縁、を設えたのは、

温泉旅館に泊まっている気分を楽しみたかったジージの想いです。

 

昭和な意匠の和室も今や、ベッド仕様。

慣れてしまえば、これはこれで快適です。

なにより勝手知ったるサマーハウス、

我が家みたいに気遣い要らないし、肩の力も抜けます。

なんて思いながら部屋に入ったら、

 

うひゃあびっくり

 

なんと、障子や襖が、ばりばり。

派手にやらかした犯人、もう面が割れていて、

弟ファミリーの新しい家族、キナコ。

ニャンコ猫の赤ちゃん。

 

 

 

 

 

 

今のところ、柱や畳は無傷。

これもいつまで安泰やら。

 

サマーハウスでのお楽しみと言ったら、もちろん温泉、それにお魚料理。

KIKI、温泉好き!っていうけど、実は豪華な旅館のゴハン好きだから。

サマーハウスのお泊りは、

いつもは干物をどっさり買い込んで、

バーベキューパーティーならぬ干物パーティー。

今回はお刺身。

ちょっと意外だけど伊東漁港にもマグロの水揚げあって、地物のお刺身発見。

それにKIKIの大好きな枝豆。

旅館のゴハン、という訳にはいかないけど、十分贅沢でしょ。

 

 

 

 

 

 

2週間以上、苦しんできた咳がようやく収まり始めたKIKI、

サマーハウスの2日目の朝はちょっとお寝坊。

カーテンじゃなくて簾と障子を通って届く朝陽が布団に落ちて、

目を覚ましてからもすこし三人でベッドでおしゃべり。

のんびり、それにきれいな空気をいっぱいの伊豆高原の時間は、

ごろごろするのも極上の過ごし方だけど、

KIKIはそうは行きません。

 

 

空中苺庭園? 太田農園のいちご狩り

 

サマーハウスにくることを知ったKIKIは、毎日のように、

 

「なにするの? なにたべるの?」

 

自分でどんどん期待値を上げています。

 

 

 

 

 

 

伊豆はいろいろなフルーツでも楽しませてくれます。

サマーハウスの庭にも、毎年サマーオレンジ、はっさく、レモン、豊後梅、柿が採りきれないほど

のたわわです。

ジージは露地栽培がちょっと難しい苺も育てていたけど、

不在の間に、森の動物たちのデザートになってしまいます。

 

周辺にはハウス栽培の苺農園もいっぱい。

この日は、食べさせて頂ける農園でイチゴ狩りです。

伊豆でのイチゴ狩りは2回目かな、

でも前回、KIKIにはイチゴの甘酸っぱさが楽しめず、

数粒たべて、ギブでした。

 

 

 

 

 

 

ハワイにいても、季節になるとフレッシュな苺をお土産に日本から持ち帰るから、

KIKIにとってはすっかりおなじみのお味。

 

「にほんのイチゴおいしい」

 

産地の方がニコニコするようなことを言います。

なにしろアメリカの苺ったら、小粒だし、とにかく酸っぱい。

本来の味を味わうことは少なく、

はちみつをかけたり、チョコレートをかけたり、と脇役。

日本の苺は、もちろんそれだけで主役級。

KIKIもはっきりわかるくらいのギャップです。

 

東伊豆の太田農園は高設栽培棚なので、

その光景と言ったら、まるで苺の空中農園という感じ。

 

 

 

 

 

 

頂けるのは、”あきひめ”と”紅ほっぺ”

コンデンスミルクを添えたヘタ入れを手に、棚をあっちに行ったちこっちに行ったり。

どの棚も、完熟した実がいっぱいで、

あとは甘い粒があたりますように、とくじ引きみたいな気分で茎ごと、ぽちっと引き採ります。

 

太田農園の苺棚には選びきれないほどのわんさかの真っ赤な実、

見ているだけで陶然とします。

甘いミルクをつけてしまうと、苺の甘さが負けちゃうので、

素のままでいただくのがベスト。

あきひめは、どれもほんのり甘く、みずみずしく、

紅ほっぺはほのかに酸味を感じ、大粒の食べ応え。

もう熟れ過ぎてアブなそうな粒だの、赤く輝いている粒だの、

選び方を変えながら、モーレツに食べます。

苺にあまり関心を示さなかったKIKIも、今回はどっさり頂きました。

 

 

 

 

 

 

たぶん20粒くらいは頂いたかな。

パパなんてたぶん50粒くらい。

苺でおなかいっぱいで苦しい、なんて経験は初めてです。

 

こんな素晴らしい経験ができて、

30分1400円なり。

つまり9ドルなり。

昨今、ハワイならストロベリースムージー一杯飲めるかどうか、

なんて思わず比べてしまいます。

金額はさておいて、

抜けるような青空、きれいな空気、森と山とお花と、

そして命を頂く、と実感できるような経験、

KIKIに日本で感じてほしいなあ、と思っていたプライスレスな時間がありました。

 

 

 

 

 

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