行政書士試験対策 | 法務事務所

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行政書士試験対策「法学講座」

(会場)


[受験番号]5310001

[合格年度]2020年度行政書士試験

[生年月日]昭和36年10月23日

[試験地]大阪府

[試験場]サンライズビル大阪

[学習内容]法学講座(大阪)

[担当講師]アメブロ法務事務所

 

[受験番号]5340315

[合格年度]2020年度行政書士試験

[生年月日]昭和54年4月28日

[試験地]大阪府

[試験場]大阪経済大学大隈キャンパス

[学習内容]法学講座(大阪)

[担当講師]アメブロ法務事務所

 

[個人情報(顔画像等)非表示]

 
 

Q

なぜ、法学講座を受講されたのですか?

 

A

法学講座を受講しようと決めたのは、アメブロ法務事務所を読んでいたから、というよりも、これまでの合格者や実務家の方から、先生の講義で合格された方々が数百名おられると聞いていましたし、法学講座は関西ローカルでは有名だったからです。

 


 

Q

学習の経緯や、合格の要因、またご自身の学習法について教えてください。

 

A

これまでは、資格学校や通信講座のインターネット授業を受けていました。

 

スタンダードな勉強法で進めていましたが、択一式がなかなか上がず、埒があかないので、法学講座を受講することにしました。

 

先生が仰っていたように、行政書士試験は法律の試験ですから、条文と判例を学習することで合格できるわけですが、全てはムリです。

 

そこで、社会人が効率的に合格するには、出題されやすい条文と判例を、問題形式で解くと同時にインプットし、重要なポイントに的を絞って解説して頂くのが手っ取り早いと思いました。

 

これまで、長年ずっと不合格だった原因は、基礎と基本が不完全なまま、行政書士試験の過去問だけを繰り返したり、意味も分からないまま条文を暗記しようとしたり、いろいろな模試や問題集に手を出したことにあったからです。

 

資格学校のインターネット授業を受けていたときは、全て合わせた教材が大量にあり、多すぎて、とても社会人には無理な分量でした。

 

勉強時間に余裕ある学生の方や、大量の情報をちゃんと頭に入れることが出来る方、もともと勉強が得意な方や、法律の勉強が好きな方であれば、こういった方法で合格されるのかもしれません。

 

けれど私には時間が無く、法律の勉強も正直好きでもありませんで、行政書士という資格だけが欲しかったので、そういったスタンダードな方法(テキストや条文をひたすら読んで、過去問を繰り返す)が合っていなかったようです。

 

これは単純に、合うか、合わないか、ということだと思います。

 

私には先生のやり方、つまり行政書士試験の過去問を正確に分析して、その上で、他試験の問題解説から行政書士試験に出題されやすいポイントを勉強する方法が合っていたんだと思います。

 

もちろん、行政書士試験の過去問を、全て詳細に学習したりするのは、とても時間的に無理がありますから、そこは先生の講義に全てお任せで、言われたことしかやってません。

 


 

Q

勉強時間とお仕事との兼ね合い、講義配信はいかがだったでしょうか?

 

A

仕事との兼ね合いから、去年1年間に、行政書士試験勉強に費やした時間は、1日にだいたい2時間、合計で600時間ぐらいです。

 

ただ、それまでに、資格学校や通信講座などのインターネット授業を数年受けていましたから、合計時間はもう少し多くなります。

 

2020年度の法学講座では、Gmailで音声データを送って頂いたので大変助かりました。

 

分からないところは何度も聞き直したり、隙間時間を有効に使えたことが良かったです。

 

生講義よりも、講義配信のほうが、復習が効率良くできたと思います。

 


 

Q

学習教材は、どのようなものですか?

 

A

使った教材は、先生が指定された分だけ、それ以外には一切手を出していません。

 

8冊といえども、掲載されている問題と解説の分量はかなり多く、全てを自分ではとてもこなせません。

 

ですから、講義しか復習してません。先生が解説されていない箇所や飛ばされた部分、そういったところには全く手をつけていません。

 

授業では、本試験に出題が予想される傾向や論点に合わせて、講義内容や使用教材を変更され、受講生の課題が増え過ぎないように配慮して頂き、大変助かりました。

 


 

Q

法学講座では主に行政法と民法について解説講義を行いました。行政法、民法の学習について、ご自身の経験をお聞かせください。

 

A

行政法は、最初は言葉が難しくて、分かりにくいですけど、慣れてくれば、知識問題が多く、条文と判例を知ってれば、その多くは解けますから、対策は容易です。

 

気をつけていたのは、市販の過去問題集だけでは、択一式19問中、8問〜9問ぐらいしか解けないので、合格するためには、それだけでは難しいということです。

 

建前、としてのオススメは、テキストと条文を覚えることです。


とにかくテキストと条文、それから過去問を繰り返せば、知識問題は解けると思いますが、私は、このやり方が合っていなかったようで、全く得点は上がりませんでした。

 

仕事終わりに、疲れた頭でこの勉強をしていますと、間違いなく途中で睡魔に襲われて、気づいたら夜中まで寝てしまうなんてことも多く、前に進みませんでした。

 

民法は、これまでにやってきたスタンダードな学習(テキスト、過去問、条文)を覚えるだけでは、全く歯が立たないことは、資格学校で経験済みです。

 

このやり方が合っている方や、これで得点が上がる方には良いのだと思います。

 

しかし、私はこのスタイルで、長年の間、全く得点が上がらず、本当に苦しみました。

 

得点を上げるための私の本音は、他の試験問題を利用した、インプットとアウトプットを同時に行う先生の講義です。

 

先生の講義で良かったのは、解説がむちゃくちゃ分かりやすかったこと。

 

何より、本試験で問われないであろう不必要なポイントは省略してくれるため、復習する情報量が大幅に減り、本当に助かりました。

 

演習講座の解説は、基本講座や標準講座の復習も兼ねた上で繰り返しましたから、択一の学力はここでかなり上がったと感じています。

 


 

Q

記述式で30点以上得点されたということは、それだけ記述対策に時間を費やされたのでしょうか?

 

A

先生も言われていたように、そもそも記述式はどれだけ努力しても、ギャンブルというかなんというか、運に左右されます。

 

そのため、できるだけ択一式で得点を取れるだけの学力を身につけるべきだと思います。

 

まずは、択一式の行政法と民法の、基本と標準レベルを徹底し、先生が仰る択一の勉強を地道にやることが合格への近道です。

(これは、過去問を繰り返す、という意味ではありません。)

 


 

Q

法学講座では扱わない、憲法、商法、一般知識はどのように対策をとられましたか?

 

A

憲法は、先生から薦めて頂いた問題集、それだけです。


憲法は講義が無かったので、できれば解説を是非とも欲しかったです。勉強時間は1か月ぐらい、得点は2/5だったと思います。

 

商法と会社法は、本試験直前の1週間だけ、演習講座で薦めて頂いた予想問題だけ解きまくりました。

結果、3/5取れました。

 

一般知識、中でも政経社は、演習講座で先生から解説して頂いた予想問題と課題しかやってません。


復習時間は本試験直前の2週間だけです。

結果、10問以上正解しました。

 

商法は、予想問だけでもしっかりやれば、短期間で成果が出る年度があるので、捨てるよりは、先生に言われた予想問題だけはやるべきだと思います。

 


 

Q

辛かったことや、しんどかったことは?

 

A

私のように多年受験していると、知ってる知識や、分かってるつもりになっていることを、基本から、再度やり直すのは、かなり辛かったです。

 

そのため、基本は大丈夫だ、と感じて手を抜いてしまいますが、先生の講義は分かりやすく、理解がすすみました。

 

先生の教え方は、やるべき課題をなるべく減らすために、年度ごとの傾向に合わせて、試験に不必要なポイントを省いてくれるので、時間が無い社会人にはそれが良かったと思います。

 


 

Q

受講を考えておられる方に、何かコメントをお願いします。

 

A

法学講座を受ける前に、これまでのblogの記事を読んで、自分に合っているかどうか参考にされたほうがいいと思います。

 

なんせスタンダードな講座ではないので、合う合わないがありますから。

 

スタンダードな方法が合っている方は、その方法で頑張って頂いて。

 

ただ、今までのやり方で、何年も、何年も得点が上がらない方、つまり私のようなタイプには、劇的に良い結果をもたらしてくれると思います。

(村田憲康 法学講座)

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