アブラモス4周年
「京都駅南の東寺道にこの席数のお店は集客難しいのでは?」
アブラモスをオープンする前にある経営者さんからこのようにアドバイスを受けました。
ここがお客様で一杯になる事を信じていたのはあの時何人いたでしょうか?
特に京都の人ほど京都駅南エリアの固定概念(ちょっとマイナスの)を未だにもっています。
住んでいる人でも長年積み重ねた地元のイメージを変えられないでいるのを地域活動をしていてひしひしと感じます。
そんな変わらない人の意識とは関係なく街は劇的な過渡期にあり、見た目ではなくその存在意義や外からの視線が大きく変わっているのを実感しています。
飲食サービス業の需要だけをとっても、京都駅という京都市最大のターミナルは京都南にある企業で働く人の多くは京都駅を経由、そのニーズの太さ、また急激に増えたホテルの宿泊客の受け皿のサービス業は大きく不足しています。
だからといって大手が進出して何処にでもある駅前をつくる事はこのエリアの魅力を壊してしまいます、そんな事は期待していませんし、させたくないです。
地元の人にとっても旅人にとっても価値のあるお店やサービスがあればいいと思います。
京都の真ん中にはない何でもない街並み、新旧、多層的に色んな価値観が共存する素敵な街です。アブラモスは古くて新しい京都駅南エリアの小さなランドマークになれればいいとおもいます。
とはいえコロナ禍でお店を軌道に乗せることは出来ず、開業4年目にしてようやく事業計画時の想定売上に
オープニングイベントでささやかながらお客様に還元サービスを行っております。今後ともスペインバル アブラモスをどうぞ宜しくお願い致します。