シンガポールに帰って来ました。

久しぶりの日本は親に甘えてのんびりさせてもらいリフレッシュできました。



でも私の滞在中は思ったより日本が寒くて、滞在の最後の頃は、そろそろ常夏のシンガポールが恋しいなぁと思い始めてしまいました(^^;

(今桜が咲きはじめたみたいですねー!残念!)

気付けばすっかりシンガポールが自分の拠点になってしまったようです。



思えば2月の頭くらいまではかなり疲れ切っていた私。

というのは、異国の地で心を開ける友達もまだいなかったし、夫の激務っぷりは変わらないし、日本のように母親のヘルプや一時保育を安い金額で利用できる訳ではなく(ベビーシッターさんに1対1で預けるのはまだちょっと抵抗があったので、、、)とにかくずーーっと娘と一緒。


勿論娘のことは大好きなのですが、魔の2歳児、とにかくイヤイヤが激しくて、ちょっと気に入らないと泣き喚くことが日常茶飯事で、私の精神状態結構キツかったです。


習い事に行ってみても、泣き喚いたり、お友達にちょっかい出したりで、他の方に申し訳ないないなと思ってそれがまた私のストレスにもなるので、足が遠のいてしまう。。。


そんなこんなで、3歳から幼稚園に入れる予定を少し早めて、見つかり次第通わせることになって、幼稚園探しをして、見つけてホッとして、一時帰国も終わり、入園準備バッチリで今に至ります。



まぁだから幼稚園に入れたからといって、根本的な問題は変わらないって思って、やっぱり私が子育てをちゃんと学ばないとなって気が付いて(←遅い?笑)、

イヤイヤの娘とどう向き合うべきなのか、どうすればお互い気持ち良く暮らせるか、きちんと考えてみようと思いました。


いや、ホントに辛い時ってそういう行動を起こす気力さえ湧かないんだけどね。

少し落ち着いた頃に、紀伊国屋で本を購入。


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育児書の定番中の定番『子どもが育つ魔法の言葉』シリーズを購入しました。


本のはじめに書いてある

「親は、子どもにとって、人生で最初に出会う、最も影響力のある「手本」なのです。」

という言葉は分かっているけどこれが一番難しいことだなーってしみじみ思います。


要はこうやって育児書読んだり、子育てにいいと言われることを我が子に実践するのは勿論大切かもしれないけど、
そもそも子供は親そのものを見ていて、そこから多くを学ぶから、子供の前だけ取り繕っても仕方ないってことなんだよね。


要は私が、子供に対してかける言葉がとても重要なのは大前提だけど、
普段の生活で他人にどう接しているか、例えば夫に対して、友達に対して、お店の人や近所の人に対して、そうした些細な私の言動がぜーんぶ見られいて影響するってことなんだなーって。

あー恐ろしい、、、(*_*)



子供にとってお手本となる行動はまだまだできないのだけど、心掛けようと思えるようになったので、一歩前進とします。笑



また本の裏表紙にある「子は親の鏡」という名詩は、ベッドサイドに置いて、頻繁に見返そうと思っています。 
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でもこういう本を読んだ後って、「実践してみたい」って思いが強くなるから、子供に対して少しだけ優しく接することができる気がします。





そう言えば、新生児の時も同じように育児が辛くて辛くて、育児本を読みました。


娘は生まれた時からよく泣く子で(新生児室から母子同室になる時、助産師さんに「この子ずっと泣いてるわよ!頑張って!」と言われました。チーン)

自宅に戻っても中々寝てくれず、周りの友達の子はよく寝る赤ちゃんが多くて、何でうちの子は?って悩んで。

ネントレなんて全く通用せず、とにかく寝ずによく泣いてなぁ^_^;


今思えば、時間や量を決めて授乳してたけど、本当は彼女には足りてなかったのかもと思ったり、、、

3,700g超えて産まれてて、今も食べるの大好きな娘(最近少し落ち着いてきた!)なので、律儀に何分間とか何グラムとか決めずにもっと好きなだけ飲ませてあげれば良かったかなーって。。


まぁ、新米なりたてほやほや母ちゃんにはそんなこと思い付かないよね、、、

だって、片乳何分ずつ何往復、その後ミルク何グラムって助産師さんに指導されたから、そーしなくちゃ!って思い込んでて、、、



だから当時は、私のマタニティ期間がいけなかったのかな、、、愛情が足りないのかな、、、と悩んで泣いて、、、。


そんな時、追い打ちをかけるように、
「マタニティヨガをしてママがリラックスしていれば、生まれた赤ちゃんも穏やかな子が多い」
なんて事を言ってるヨガの先生の言葉に傷付いたり、、、

私、妊娠中もヨガはしていたけど、リラックスできてなかったから、こんなに泣きじゃくる子が生まれてきたのかなぁと、、、

母としてもヨガインストラクターとしてもダメダメじゃんって思い更に凹んで、、、涙

(↑今思えば、病んでて完全に被害妄想ですね。その先生もそんなつもりで言った訳では決してないのに、、、)



マタニティーについてはよく勉強してたけど、育児について全然勉強してなかったなぁと思い、育児本を読みました。

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『子どもへのまなざし』


この時救われた言葉は、

「いつまでも泣き続ける赤ちゃんのほうが、本当は忍耐づよい、簡単にはギブアップしない子どもだったのです。」


かと言って泣かない赤ちゃんが忍耐力がないって訳では決してないと思うんだけど、よく寝てくれたり、すぐに泣き止む赤ちゃんだとお母さんも余裕あって、すがる思いで育児書読んだりしないのかなーと思って、この本はターゲットとなる読書をよく分かってるなぁーなんて思ったり。笑



↑↑


話が後半外れてるけど、そんなこんなで悩んだここ数ヶ月間だったけど、幼稚園入園が決まったことで気持ちが穏やかになったのと、本やネットを読んだりして色々学んで、今は娘と2人の時間をとても愛おしくかけがえのない時間だなぁと思えるようになりました。


大げさだけど神様がくれた時間なのかなぁと。


去年は体調不良続きだったけど、今は私の体調も万全だし、そんな中頼れる人がいない状況で、1対1で娘と向き合わなきゃいけない環境。

いろんな出来事が重なってこの状況になったけど、大変だけど、この状況があったのはとても良かった。



まだまだ娘が泣き喚いたり、ワガママ放題の時に、上手く対応しきれずイライラして怒ってしまうこともあるけど、どこか心に余裕ができた気がします。

怒ってしまっても、必ずギューと抱きしめると、さっきまでのイライラは本当にスーッと消えて行きます。


てか最近は娘の方から「ママー怒らないでー、ギューしよー」とギューしてきてくれることもあって、かなり助かっています。。。涙


(いや、その前に怒らせることしないでくれよ、とも思うけど(-_-)、、、)



そしてそうこうしているうちに、気付けばイヤイヤ期が少し収まったような?

ただ単に私がイヤイヤ娘に耐性ができただけなのか?



どちらにしても、こうしてあっという間に子供は育ってしまうんだね、、、(´-`).。oO





どんどん言動が私と同じになってくる娘は本当に自分の鏡。

(腰に手を当てて、「もーいい加減にしなさい!」って私の真似してます、、、w)


いっぱい笑って優しい子になって欲しいから、まずは自分がそうならないとなぁと思う毎日です。。。






今日から幼稚園スタート。

今頃頑張っているかな。。。






時間に余裕ができて、久しぶりに長文ブログ、失礼しました。