こんにちは。
シンガポール在住のヨガインストラクター
上遠野紗織(かとおのさおり)です
前回の続きです。
🔷前回までのプロフィール🔷
新婚でニューヨーク
駐在生活なんて羨ましい!
と周りにも言われ続けてきました。
私もニューヨークに住めるなんてラッキーだと思ったし
すっごく楽しいキラキラした
駐妻生活が待っているって思ったんですよね。
。。。。
確かに楽しかったし充実していました。
子供もいなかったから自由な時間がたっぷりあったしね。
むしろありすぎたくらい。
でも夫はすごく忙しくて全然家にいなくて。
頭ではよく理解して日本を離れたつもりだったけど、
やりがいのある楽しい仕事を離れて、
あまり家にいない夫の帰りを待って、
全く感謝されない家事をする日々。
私って何のためにここにいるんだろう。
私の存在価値って何だろう。
そんなことまで考えちゃう日々でした。
⇧⇧
って、前回の記事でも似たようなことを書きましたね。笑
どんだけしつこく伝えようとしてるんだ、私は。
でも同じように旦那さんの駐在に帯同した子が
「夫の付属物になった感じがいやだった」って言ってて、
「その気持ち分かる!」っていう方、実は多いんじゃないかな?
と思いしつこく書きました。
(注:決して夫批判ではありません)
そんな中、
2度目のヨガのティーチャートレーニング
(以下、TT)を受けました。
TTは、1ヶ月間、週6日、毎日朝〜夕方までと
中々ハードな生活でした!
日本からこのためにニューヨークに来た子が多く
ニューヨークで実際に生活をしながら
トレーニングを受けてたのは数人だけでした。
すごく大変だったけど
学ぶことだらけで充実した時間でした。
日本ではテキストに沿って教えてもらい
アーサナの動きや名前を覚えることが中心だったけど
この時はすごく実践的な内容。
⇧
知ってはいたけど使ったことの無かった
鼻の洗浄(ネティポット)と舌の汚れを落とす道具。
朝起きたらこれらを使い身を洗浄する。
そして、モウナ(沈黙の行)と言って、
起きてからは極力人と話さずスタジオに向かい、
スタジオに入ってもモウナのまま、
準備をして40分程の瞑想から始まります。
(あっ、実際は朝家で夫とちょっと喋りましたよ。秘)
40分間背筋を伸ばし落ち着いて座り続けることは
それだけで結構大変!
更に頭の中で思考がグルグルしてしまうことも多く
全然思考を止められないことも多々、、、
続けることで少しずつ
長時間座り続ける筋力が養われ
そして「考えている自分」を客観的に見られるようになったり
考えていない状態がふと訪れるようになったかなぁと思います。
そして!
食事は野菜を中心にして、肉は絶対避けて、
できる限り動物性のものは食べないようにしました。
人生初のベジタリアン体験です。
小麦粉もNG~!
もちろんお酒もNG~!!
夫と作り分けるのが大変でした。涙
夫と焼鳥屋さんに行って、
私だけベジタリアンメニューにしてもらったことも!
(これがものすごく美味しかった!)
その時ベジタリアンはわたしには難しいと感じ、
その後は命を大切にいただいています。
勿論、アーサナやレッスンシークエンスの組み方も学び、
解剖学やセラピーボールの使い方、
アーユルヴェーダやマタニティヨガも
簡単にですが、それぞれゲストの先生から学びました。
更に課外活動のような形で、
ヒンドゥー教の寺院に連れて行ってもらったり
ヴィーガン料理に行ったり
人体の展示会に行ったり、、、
毎日ジャーナルを書くように言われて
自分と向き合う作業もしました。
Kyoko Jasper先生のヨガアライアンス200時間
⇧
当時のブログ。
↑
きょうこ先生😊
瞑想や自分と向き合う作業は
しんどかったり辛いこともあって
楽しいばかりではなかったんだけど、
ヨガってこんなに奥が深くて
学ぶことがまだまだ山のようにあるー!
心の作用(感情)や思考について
もっといろいろ知りたいなぁと思ったり
やっとスタートラインに立てた気がする!
って思って、当時は嬉しかったです。
何より毎朝瞑想したり、
ベジタリアンを経験したりり、
修行僧のような(笑)生活ができたのは
とても貴重な経験となりました。
そんな風にヨガに夢中になることで
寂しさや孤独な気持ちは軽くなったし
わざわざ日本からトレーニングに来た
志高い同期たちからパワーを貰えました。
きょうこジャスパー先生のエネルギーもものすごく強かったー!!
当時も今も、
「まだまだ学びは終わらないし
多分一生学び続けるものだと思う」
という思いは変わりません。
私にとってヨガはなくてはならないものになり
周りの人に伝えたい!って思いも一層強くなりました。
これがニューヨークでヨガを学んだ頃のことです。
今日も読んでくださってありがとうございました😊
いつも更新が遅くてすみません。
もう少し続きます!