こんにちは。
シンガポール在住のヨガインストラクター
上遠野紗織(かとおのさおり)です
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先日、子供の自己肯定感についてお話を聞く機会があって、その時聞いた話で印象的だったことをシェアしますね。
うちの上の娘(6歳)は、いろいろしっかりしてるんです。
というかしっかりして見えるんです。
背丈が大きいこと(6歳なりたてで128cmでした)や、割とハキハキ話す方だからだと思います。
あと、しっかりして見られたい、間違えたくない、できると思われたい!という思いが本人にもあるからだと思います。
でも根本は天真爛漫で、おバカなこと大好きなタイプです。
だから、優しい先生の前では自分全開でとことんふざけて調子に乗るけど、厳しい先生の前では空気読んで急に真面目になる。
そんなタイプの子です。
真面目な部分があるため、必要以上に緊張してしまい本番に弱いところがあったり、
できないことが悔しいから、できないと分かることは最初からやらないって時があったり、
他にも少し気になる部分が年齢と共に出てきました。
先日のお話でのアドバイスでは、
そんな根は真面目、繊細タイプの子には、、、、
\ ママの失敗話をたくさんする /
これが良いそうです。
ママ(周りの大人)も完璧ではないけど、克服してきた話や、できなくても大丈夫って安心させてあげると、失敗しても大丈夫だ!ってどんどんチャレンジできるということ。
そのお話の後で、ふと最近の娘との会話を思い出してみました。
そこで、娘自ら私の失敗話を繰り返し聞いてきてるってことに気付いたんです。
例えば、、、
👧「ママは小さい時、何の食べ物が好きだったの?」
私「ママは小さい時、パスタに粉チーズだけかけて食べるのが好きだった。お野菜はトマト以外全部嫌いだった。でも今は何でも食べられるようになったよ。」
👧「ママは小さい時から塗り絵が上手だったの?いつ、どこで習ったの?」
私「最初は上手じゃなかったけど、好きだったから絵をたくさん描いてたよ。習ってないよ。」
リピートして聞きたがる話はこんな感じで、昔は苦手だったり、そんな上手じゃなかったけど、今は得意になったよっていうお話ばかり。
同じことを何度も聞かれるので、今まで正直めんどくさかったのですが(笑)、
もしかしたらママが子供の頃に苦手だった話を聞いて、無意識に安心感を得ていたのかなと思いました。
なので、昨日はそこに
「ママは子供の時、食べるのがとても遅くて、ばあば(私の母)にいつも怒られてたー」
と一つエピソードを加えたら、
「えー!そうなのー!?」
と驚きながらとっても嬉しそうな表情!
その反応に、あぁなるほどなぁ!と腹落ちした感覚がありました。
その反応に、あぁなるほどなぁ!と腹落ちした感覚がありました。
普段「怒る側」のママが、子供の頃は実は「怒られる側」だったという事実。
なーんだ、ママも自分と同じようなことで怒られてたんだーという安心感。
あとは、今は中々早く食べられないけど、大人になれば食べられるようになるんだーっていう未来を想像でき、ホッとしたのかもしれない。
なんかね、、、親になってからは、なるべくしっかりした大人を見せないとって無意識に思って、あんまりできなかったり苦手な部分を出してなかった気がするんですよね。
ずーっとじゃないけど、子供の前ではなるべくそうしてたと思うんです。
皆さんもそんなことありませんか?
でも親の失敗や苦手話が子供の学びになるのなら、
これから親である私も失敗することを恐れずにまだまだチャレンジしようと思えました😊
↑約3年前。3歳の娘との一枚。(息子はお腹の中♡)