夢への道のり⑨七色の絆・共同創造 | 魂の約束を生きて新しい調和の地球へ☆レインボーアーティスト たみのともみ

魂の約束を生きて新しい調和の地球へ☆レインボーアーティスト たみのともみ

表現を通して他人軸から魂軸へ変容促し
魂からの圧倒的喜び溢れる人生に✨
波動共鳴映画「アイノオト」監督
「ありえない」方法での映画、舞台創造
見えない世界を表現する絵画
全国一万人以上にアート提供
著書2万部


への道のり①私の原体験・入院中に出会った看護師さん

夢への道のり②色を教えてくれた暗黒時代

夢への道のり③突然死・後悔しないように生きる

夢への道のり④結婚前のまさかの出来事

夢への道のり⑤子育て夢育て・自分への挑戦

夢への道のり⑥トンネルの向こう側

夢への道のり⑦追いつめられて見つけた天職への道

夢への道のり⑧ピンチがチャンスに・起死回生


「なまえアート」に絞って活動しようと決めて色々なことが動きはじめたのが、2011年のことでした。

言うまでもなく東日本大震災があった年。

あのとき、TVから流れる信じられない光景を見ながら、突然死で亡くなった父のことを思い出していました。

私と同じように、当たり前にまた逢えると思っていた大事な人と、思いもよらない別れをしなくてはいけなかった人がどれくらいいるんだろう…

改めて、何が起こるかわからない日常の上に暮らしているんだと、根底から揺さぶられる想いでした。

これからも、何が起きるかは誰にもわからない。

過去の私のみたいに、大事な人を亡くしてから色んな後悔を残さないように…

いまある絆を「今」大切にすることを続けていけたら、少しでも後悔を減らすことができるんじゃないかな…

そんな想いがあって、「絆をテーマにした作品が作れたら…」と思っていましたが

「なまえアートだけでは難しいな。写真か何かと組み合わせてできないかな。」

なんて考えながら参加したイベントで、たまたま一人の女性と名刺交換しました。

ちょうど、なまえアートに絞って活動しよう、と決めた数ヵ月後のことでした。

名刺に書かれた住所を見ると、めっちゃ近所!!(私が住んでいるのは山間部の小さな町なので、町の名前を知っているだけでも珍しいこと(笑))

しかも話をしていると、子ども同士も同級生で隣のクラスだということが判明!

一気に意気投合して、さらにカメラをやっていると聞き、次にあった時には一緒に作品を作ろう!!と誘っていました。

それがカメラマンの井上理絵ちゃんでした。

後で考えれば、理絵ちゃんの写真を1回も見ずによく誘ったなと思うのですが(笑)

直感とはすごいもので、作品を作ってみると私の文字と写真の相性ばっちし!

最初は「身近にある絆」をテーマに、地元の少年野球チームや、夫婦、家族の作品を作っていたのですが

理絵ちゃん自身が阪神淡路大震災で被災した経験があり、その時に全国の人に支援してもらった恩返しを東北に向けてできないか…という提案があり

神戸で被災した人たちの十数年の歩みを作品と文章にして、東北の被災地の人にみてもらい、少しでも希望を届けられたらと「絆プロジェクト」の活動をスタートしました。

知り合いからスタートして、数珠繋ぎで神戸で被災した方々を紹介していただき、一組1~3時間かけて当時から今までの話をお聴きし作品を創っていきました。




けれど…

作品を創っていくうちに、顔の見えない相手にプレゼントを創っているような気持になり、果たしてこれでいいのか、被災地の方々は今どんな想いなんだろう?という想いが大きくなっていきました。

それなら、実際に被災地に行って、自分たちの目でみて、直接聞いてこよう!

東北に誰も知り合いも居なかったのですが、現地の方を紹介していただき、初めて足を運んだ被災地は衝撃の連続でした。


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被害の広さ、爪痕の大きさ、見えない心の傷の深さ…

ニュースでみているだけではわからなかったことがたくさんありました。

仮設で出逢った年配の女性から

「被災地を忘れられるのが怖い。被災地のことを伝えてほしい。」

という言葉を聞き、私たちにできることは何だろうと考える中で、東北の方々や被災地のことを関西で伝えていこうと決めました。

神戸に戻ってきて、早速、企画展の会場を予約したものの、資金なしコネなし(;゜∇゜)

さぁーどうする?!

ということで、とにかくイベントや交流会で自分たちが見てきたことや想いを語り、協力者を募ったのでした。



そして、たくさんの方に協力していただいたおかげで資金も集まり無事に実現することができました。





しかも偶然にも、必要金額ぴったり!のお金が集まっていたのでした。

誰か一人欠けていても実現できなかった。

そう思うと、本当にありがたくてありがたくて、最終日は二人とも涙で顔がぐちゃぐちゃでした( TДT)

その後も、東北からゲストを招いてのトークライブをして「生の声を届けたい!」と、何の目処もたっていないのに大ホールを借りてきたり、「計画性」という言葉を知らない私たち…(;゜∇゜)

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周りから呆れられながら、ただただ想いだけで突っ走ってきたけれど、気がつけば最強で最高の仲間ができていました。


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「共同創造」の素晴らしさを教えてくれたみんな、本当にありがとう。

ほんの小さな「思い付き」から生まれた、たくさんの大事な出逢い。




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お金では絶対に買えない、何にも代えられない私の財産です。












震災から4年が過ぎて、被災地に行くたびに、自分ができることの小ささを思い知ります。


本当に、アリんこくらい小さい。いや、ミジンコくらいかも。


だけど。

「東北支援」「被災地支援」と仰々しいものではなくて

大好きになった東北という土地と

東北で出逢った大好きな人たちを

これからも自分にできることをしながら、応援していきたい。

ボランティア=自己犠牲 というイメージもありますが

好きな野球チームを応援することと本質的には同じで

好きだから

やりたいからやる

ただそれだけ。

瓦礫の山がなくなった

新しい道ができた

お店が再建した

そんな変化が嬉しくて、自分の目で見たいと思うから、これからも東北へ通ってしまうだろうと思います(^-^)



一日も早く、被災地が「被災地」でなくなりますように…。










ちなみに…

一緒に絆プロジェクトをはじめた理絵ちゃん、絆プロジェクト特攻隊長の森田亜由美ちゃんたちが出演するこちらのイベント。

http://powerwomen.jp/festa/2015/2015_kobe/


「リアルストーリー~1.17の体験を胸に前を進む私の原動力~」


私もファシリテーターとして出演します☆


会場内で作品も少しですが展示させていただく予定!




次回、やっとやっとの(;´∀`)最終回ー!