【報告】10月28日(水)ダルマガエル生息調査会 | 伊尾・小谷たえクラブ(広島県世羅郡)

【報告】10月28日(水)ダルマガエル生息調査会




平成27年10月28日(水)
広島県世羅郡小谷(おたに)にある
ダルマガエル保護田において

「秋の生息調査会」

を開催しました。


毎年この時期に
人海戦術によってダルマガエルを捕獲し
生息数の確認を実施しています。


今年は
稲刈り後、数日経過していたせいか
実際に捕獲した数は90匹余りでした。


コンバインで収穫後の直近の調査でしたら
もう少し、多く確認できたかも知れません。





上記画像は
世羅東小学校4年生の皆さんです。
今年の4年生は20名余り。
毎年、春と秋にご協力を頂いています。
授業の一環となっています。








ダルマガエルの里親の井藤さんや
安佐動物公園の皆さんからレクチャーを受け
さっそく田んぼに入っていきます。
ダルマガエルのみならず
すべてのカエルを捕獲し、分類し
集計後、元の田んぼへ返しました。


保護田に隣接したビオトープの池では
たくさんの生き物が生息しています。
カエルの捕獲とあわせ、さながら

“生き物観察会”

のようでもありました。







ここ小谷の田んぼでは
絶滅危惧種を保護するために
農薬等を極力使わない米づくりが
当たり前になってきました。


そのことで
カエルはもとより
様々な生き物が住みやすい環境が
出来上がってきたように感じます。


ちなみに
お米には美味しさの目安になる

“うまみ指数”

という基準があります。


100点が「満点」のその数値で
ここの田んぼのお米は毎年常に
80点台以上
を維持しています。


今年のお米の味も
上々のようです。


→【動画】生息調査会の様子 Link!


◎感謝