ダルマガエル米の収穫と生息調査が無事終わりました | 伊尾・小谷たえクラブ(広島県世羅郡)

ダルマガエル米の収穫と生息調査が無事終わりました

▲今年初登場の「汎用コンバイン」

 

 

10月初旬

ダルマガエル米(品種:あきろまん)の収穫が終わりました。

20キロ袋に詰め替えて92個。

約2トンの収穫量がありました。

 

 

天候不順等のため

1トンを下回った年もありましたが

今年はほぼ予定通りの収穫量となりました。

 

 

稲刈り後すぐに

広島市安佐動物公園の職員さんによる

ダルマガエルの生息状況に入りました。

大きな圃場を少ない人数での調査でしたので

なかなか大変でしたが

「150匹」

の生息を確認することができました。

 

▲安佐動物公園の職員さんと一緒に調査をしました

 

 

10月下旬

世羅東小学校の4年生による

ダルマガエルの現地での勉強会が開催されました。

今回はダルマガエルの計測方法の学習です。

 

 

また

安佐動物公園職員の谷口さんより

ダルマガエルについてのレクチャーがありました。

ダルマガエルは、冬はほぼ仮死状態。

昔は「変温動物」といってましたが

今は「外温動物」というのだそうです。

ちなみに

恒温動物は「内温動物」と呼ばれるのだとか。

 

 

▲世羅東小学校4年生の皆さん

 

 

さらに

担当している動物の話題で盛り上がりました。

たとえば

チンパンジーの握力は?

という子どもからの質問に

メスが「200」

オスは「計測不能」

だということにみんなびっくりしていました。

 

 

今年はコロナ禍のため

職員さんと児童による合同調査ができませんでしたが

秋晴れの圃場で自然と触れ合う体験は

貴重なものになったようです。