Discostar★Love4 Anv.番外編 8 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

そのあと、

翔ちゃんとニノちゃんとおーちゃんはすっかり仲良くなって飲んでるから




「じゃあ、おれちょっと踊ってくるね!」




って、フロアに戻った。


時々見上げて見ると

その度に3人が楽しそうにしてて、


チラッて松潤を見ると

ブースの中からウインクしてくれて




「くふふふっ!たぁのしいね〜っ!

ねっ、かざまぽん!」




って、かざまぽんにくっついたら




『きゃぁぁぁ!』




って、オンナノコたちが声を上げて

それまで以上に囲まれてしまった。



身動きが取れないでいると

ブースの松潤がおーちゃんとニノちゃんと、それからスペシャルゲストって言って翔ちゃんを紹介して

3人が階上(うえ)からフロアへと降りて来た。



松潤が生み出すゴキゲンなビートにフロアの熱気は最高潮に盛り上がって、

絶好調超な時間をみんなで過ごした。








「俺ちょっと、・・・」




って、翔ちゃんが耳元で言って

出入り口に向かった。



『ちょっと』、の後が音に消されてなんて言ったか分からなくて

翔ちゃんの背中がみんなに紛れて見えなくなった時、

急に胸がザワついた。




もしかして

おればっか楽しんじゃって、

翔ちゃん楽しくなかったかな?



翔ちゃん紹介なんてして

目立たせちゃって、メイワクだったかな?




翔ちゃんが扉に手をかけたところで追いついて、

グイってその肩をつかんだ。




「しょぉちゃん!どこ行くの?」

「おぉ、なんだ雅紀、お前いいの?」

「帰っちゃわないよね?!」




胸が、ドキドキザワザワする。




「帰らねぇよ、ちょっと外の空気吸おうと思っただけだよ、

雅紀を置いてなんて帰らねぇよ。」




翔ちゃんがおれを安心させてくれるようにゆっくりと笑った。