バンコクにて心の洗濯(2) | さすらいふうふの世界一周

さすらいふうふの世界一周

世界を巡る旅を終え、帰国しました!
しばらくは(!?)日本で新たに生活を始めます。
ひきつづき、応援よろしくお願いいたします。


今日はワット・ポーを歩きます。



タイ滞在記

2012年12月5日~12月12日
~タイ バンコク編~



見事な仏舎利塔や仏様に心洗われた王宮・エメラルド寺院(ワットプラケオ)を後にした私たちは、再び歩く。

次に目指すはワット・ポー。

入口が分からず、お寺の周りをぐるぐる・・・

あった!門!


さすらいふうふの世界一周

中に入ると、木の周りに置かれた素敵な像がお出迎え。

なんだかとってもセクシー・・・黄色いお花もすてき。


さすらいふうふの世界一周

この方はとてもかわいらしくてお茶目・・・♪なんの動物だろう。

「てへっ♪」


さすらいふうふの世界一周

こちらにも細密な装飾が施されている仏塔が安置されていて、タイの仏教美術も堪能することができた。


さすらいふうふの世界一周

ワット・ポーはバンコク市内の3大寺院のひとつで、バンコク最古の歴史を持つ寺院だそうだ。


さすらいふうふの世界一周

ワット・プラケオに引き続き、豪華絢爛な建物に圧倒されつつ、

さすらいふうふの世界一周

広い境内の中を歩く。


日本のお寺や神社に関してもそうだが、特に仏教に関して知識があるわけではない。

が、この建物は何のためのものだろう、などいろいろ興味が湧いてくる。

日本では特に関心を持っていなかったものやことも、海外に出て新しいものを見ることによって

改めて好奇心旺盛になったり、再発見したりすることが多いことに改めて気づく。

当たり前に素通りしたいたものが、実は興味を持って見てみるととてもおもしろいものだったり・・・ね。


離れてみて(見て)初めて気がつく、その大切さ・・・かな。



ふと、ふたりの足が止まる。

マッサージ場の前。


2500年前にお釈迦様の主治医によって語り継がれた東洋医学に基づくタイ古式マッサージ。

ここワットポーは、タイ古式マッサージの「総本山」と呼ばれているところなのだ。
総本山と呼ばれる本場のタイ古式マッサージを受けたい、と思いチェックしていた私たち。

寺院独特の静けさの中でのマッサージは、さぞ体だけでなく心まで浄化され、癒されていくような

気持ちになれるに違いない、と思い・・・


が、思っていたより、調べていたよりお値段が高くなっていた。

なんせ、街中では1時間250バーツ(約675円)ほとでマッサージしてもらえるのだ。

そっちでいいか・・・

と、あきらめる。

でも、日本に帰国して改めてやっぱりここでマッサージしておいたらよかったかなあ、なんて。

そう、その国にどっぷりつかっている旅の間の金銭感覚と、日本での生活の金銭感覚とでは

大きな違いがあるのだ。

その当時、その国では高いな、なんて思っていたのに、今日本で考えたらなんとまあ安い・・・

今さら後悔してもしかたがないが、帰国後、しばし感じることだ。

しかし、旅の間はその国に応じた金銭感覚を身につけることはとても重要だと思う。

そうしなければ、長旅はできない。


さすらいふうふの世界一周

再び歩いて・・・”WELCOME TO WAT PO”

ここに来てやっと歓迎された私たち。

どうやらこの辺りがメインの入り口に近い場所のようだった。

人が少ないなあと思っていたが、ここに来て観光客らしき人が増えた。


さすらいふうふの世界一周

なにやら、撮影も行われていた。

ドラマの撮影だろうか、俳優さんが演技の真っ最中。



そして・・・


さすらいふうふの世界一周

いらっしゃった!

殿堂には安置されている涅槃仏(ねはんぶつ)。寝釈迦像ともいわれる仏様。

私たちが見たかった仏様。


さすらいふうふの世界一周

優しい微笑みのお顔。

さすらいふうふの世界一周

すらっと横たわる胴体。


さすらいふうふの世界一周

そして、きれいにそろえられた足。


と、全体像をカメラに収めることができない・・・

なんせこのお方、長さ46m、高さ15mと見る者を圧巻する大きさ。


さすらいふうふの世界一周

足元から全身をなんとか入れてみる・・・

全身金箔・・・


さすらいふうふの世界一周

たあがこの大きさですから。


さすらいふうふの世界一周

私がこの大きさですから。


さすらいふうふの世界一周

足の裏に描かれた仏教の世界観。

細かく砕いて磨いた貝殻を嵌め込む技法によって描かれた緻密な螺鈿細工。

巨大。

かなりなへん平足・・・


さすらいふうふの世界一周

涅槃物の足の裏を拝んで、今度は背中側へ。

108つの鉢がずらりと並べられていて、アルミの入れ物に入った25サタン硬貨を20バーツ(約54円)購入し、それを順々に鉢の中に喜捨してゆく。

108つの鉢に煩悩を象徴するサタン硬貨を入れていくことでその煩悩が消えると信じられているそうだ。

日本の除夜の鐘に近いのかな。


シャリーン、シャリーン・・・

堂内に響き渡っていた心地よいこの音は、サタン硬貨を鉢に投げ入れている音だった。


さすらいふうふの世界一周

私たち、さすらいふうふの煩悩も消えていったかな。

旅も終りに近づき、いろいろなことを考えるようになっていた。

これまでの旅のこと。

日本に帰国してからのこれからの私たちのこと。

さすらいふうふは永遠なのか・・・

そんなことを考えていた。

涅槃物の後ろ姿を拝みながら。




タイに来て、日本と同じ仏教の文化に触れたせいもあってだろうか・・・


私は日本人だけれど、まだまだ知らない日本のことがたくさんありすぎる。

日本に帰ったら、もっと日本のこと勉強しよう。

誇りを持って日本人だといえる日本人になってまた世界を周ろう。


いつか、再び、さすらいふうふとして。


さすらいふうふの世界一周


そう思った。



<ゆか>





きれいな心の持ち主に・・・今日も一回ぽちっとな!よろしくお願いします♪

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村