見張ると見守るの違い。「見守る≠我慢」 | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

お疲れ様です。 学童保育生活向上研究所SAT所長のさとさんです。

 

 

見張ると見守るの違いを表にしています。

 

 

見張ると見守るの違いを書いているブログ記事やサイトも色々あるねー。

 

 

そのほとんどが、「信頼」があるかないかが入っていた。

 

「見守る」を実践するときに、「子どもを信頼する」ことを伝えたところで、なかなか信頼を作ることは難しいものです。

 

だから上図では、あえて「信頼」は置いて、「行動」でまとめてます。

 

 

 子どもから見て見張ってる人

 

まー、はっきり言えば、子どもから見て「見張ってる人」なら、もうそれは「見張る」。

 

これは「叱る」「怒る」にも言えること。

 

この本にも同様なことが書いてあった。

 

 

受け手の子どもがどう思うか?という視点は、必要な角度なんです。

 

そういう意味では、児童クラブ支援員にも見張っている人は実に多い。

 

それはもう、ブールの監視員的立場。

 

・ケガが起きない

・ケンカが起きない

・忘れ物しない

 

プールの監視員はとても重要な仕事なんだけどね。

 

子どもの育成支援する仕事は、監視員ではないわけです。

 

子どもを叱ってはいけないということではなくてね。監視員状態になっている支援員は、見るからにつまらない存在になってる。

 

支援員本人も、仕事自体が楽しくなくなっている。

 

表のとおり、行動を変えれば、見守ることができる。


 

 子育てにおいても見守る

 

子育てにもやっぱり見守るがいいよね。

 

誰もが分かっていることだと思います。

 

なんだけど、こうなってる感覚になりますよね。

 

見守る=我慢する

 

でもね。

 

そうではないんだよ。

 

「見守る」には、「子どもの話を聞く」スキルを身につけることを、猛烈におすすめします。

 

 

これは子育てコーチング協会の「3つのきく」の一つです。

 

「子どもの話を聞く」と子どもは自分で考え始めます。

 

そして、自分なりに答えを見つけていく。

 

自分で決めた答えだからこそ、その先に自己肯定感や自信が備わっていくんです。

 

 

 

「子どもの話を聞く」は、子どもの成長を促す驚くべきパワーを持っています。

 

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