やってはいけない全く小学生に響かない注意のタイミング | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

お疲れ様です。 学童保育生活向上研究所SAT所長のさとさんです。

 

 

注意や叱る。

 

このタイミングは、とても重要です。

 

このタイミング一つで、子どもに響くこともあれば、ウザがられることもある。

 

 問題行動の前はNG

 

一番響かないタイミング。

 

子どもがやる前に

注意する

 

実はこれは一番よくやるパターンになっている。

 

大人から見れば、それをすればケガをするかもしれないし、他の子が嫌がるかもしれないし、トラブルになるかもしれないということが目に見える。

 

そうすると、問題が起こる前にそれが起きないように事前に注意する。

 

でもねー

 

勉強も同じパターンで、やる前に言われるやる気が失せる。

 

やる前に言われると、「やってねーし」となる。

 

さとさんは、響くタイミングになるまで待ちます。

 

 

 3回目の直後が響く

 

叱らなきゃいけない言動を見つけたら、すぐに叱ることはしません。

 

その子どもは、別の欲求でやっていることかもしれないしね。

 

そこはいったん観察します。

 

大体、「周りの子どもが反応してくれることが楽しい」ってことが多い。

 

やっちゃいけないことをやって、周りの反応を見て楽しんでいる。

 

それを2回の言動で確認します。

 

確認したら、今度は注意するタイミングを計ります。

 

そして、もう一度やったとき、ストレートに言います。

 

例えば…

 

防犯用ブザーをわざと鳴らして遊ぶ子がいます。

 

一回目は、たまたまかもしれません。

 

その音はすぐに切れます。

 

誰がやったかも、その時点で確認している。

 

すると、その子は自分から防犯ブザーを鳴らした。

 

周りがいろんなことを言って、注目を浴びている。

 

それを楽しんでいる様子を確認します。

 

そして、3回目の防犯ブザーを鳴らした直後に言います。

 

こらっ

 

子どもってねー、怒られるかどうかのギリギリを楽しんじゃうもの。

 

楽しいのはよくわかる。

 

だけど、防犯ブザーは遊ぶためのものじゃない。

 

だから、伝えます。

 

何のために鳴らしてる

 

厳密に言うと、怒られた子はその目的のことよりも、タイミングバッチリの注意に何がまずかったかを察知してます。

 

そのあとのさとさんの言葉は、正確には入ってないかもしれません。

 

でも、このタイミングのおかげで、やってはいけないことを「やっぱりダメなことなんだ」と認識します。

 

くどくど怒ったり、ダラダラ注意したり、事前に注意したりしても、子どもには響かないんだよね。

 

その響かない方法を毎日やってしまうと、結局いうことを聞かない関係性ができあがってしまう。

 

なので、すぐに反応して注意するのではなく、いったん観察してみましょうね。

 

厳密に言うと、4つのタイプで注意の仕方も変わります。

 

 

響く言葉が違うからね。

 

それでも、タイミングはほぼ同じなので、目安は3回目でやってみよう。

 

 

 


 

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