お疲れ様です。 学童保育生活向上研究所SAT所長のさとさんです。
注意や叱る。
このタイミングは、とても重要です。
このタイミング一つで、子どもに響くこともあれば、ウザがられることもある。
問題行動の前はNG
一番響かないタイミング。
子どもがやる前に
注意する
実はこれは一番よくやるパターンになっている。
大人から見れば、それをすればケガをするかもしれないし、他の子が嫌がるかもしれないし、トラブルになるかもしれないということが目に見える。
そうすると、問題が起こる前にそれが起きないように事前に注意する。
でもねー
勉強も同じパターンで、やる前に言われるやる気が失せる。
やる前に言われると、「やってねーし」となる。
さとさんは、響くタイミングになるまで待ちます。
3回目の直後が響く
叱らなきゃいけない言動を見つけたら、すぐに叱ることはしません。
その子どもは、別の欲求でやっていることかもしれないしね。
そこはいったん観察します。
大体、「周りの子どもが反応してくれることが楽しい」ってことが多い。
やっちゃいけないことをやって、周りの反応を見て楽しんでいる。
それを2回の言動で確認します。
確認したら、今度は注意するタイミングを計ります。
そして、もう一度やったとき、ストレートに言います。
例えば…
防犯用ブザーをわざと鳴らして遊ぶ子がいます。
一回目は、たまたまかもしれません。
その音はすぐに切れます。
誰がやったかも、その時点で確認している。
すると、その子は自分から防犯ブザーを鳴らした。
周りがいろんなことを言って、注目を浴びている。
それを楽しんでいる様子を確認します。
そして、3回目の防犯ブザーを鳴らした直後に言います。
こらっ
子どもってねー、怒られるかどうかのギリギリを楽しんじゃうもの。
楽しいのはよくわかる。
だけど、防犯ブザーは遊ぶためのものじゃない。
だから、伝えます。
何のために鳴らしてる
厳密に言うと、怒られた子はその目的のことよりも、タイミングバッチリの注意に何がまずかったかを察知してます。
そのあとのさとさんの言葉は、正確には入ってないかもしれません。
でも、このタイミングのおかげで、やってはいけないことを「やっぱりダメなことなんだ」と認識します。
くどくど怒ったり、ダラダラ注意したり、事前に注意したりしても、子どもには響かないんだよね。
その響かない方法を毎日やってしまうと、結局いうことを聞かない関係性ができあがってしまう。
なので、すぐに反応して注意するのではなく、いったん観察してみましょうね。
厳密に言うと、4つのタイプで注意の仕方も変わります。
響く言葉が違うからね。
それでも、タイミングはほぼ同じなので、目安は3回目でやってみよう。
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