★【JSBの思い】変革の時 | JSB 佐藤三兄弟のスイミングスクール オフィシャルブログ ~Embodies the Dream!~

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“Embodies the Dream!” すべての人を“夢の体現者”に!
私達JSBは水泳経験や性別、年齢、障害の有無など、いかなる要素も関係なく、すべての人の水泳における夢と目標を全力でお手伝いします。


先のブログでも述べたとおり、コロナウイルスの影響により、社会全体の構造が変わろうとしています。

5年いや10年かかっても変わらなかったであろう社会構造やあらゆる事案が、一気に加速度を増して、変革の時を迎えています。

ある一部の職種を除き、というよりも、日本経済の大部分を支えてくださっている方々の勤務形態がまさにそれです。

『会社に出社しなければ』

必ずしも、それに囚われる必要性がないことを教えてくれました。

もちろん、手間や時間はかかるでしょうが、業務に極端な支障をきたすことがないことは、明らかとなったはずです。

緊急事態宣言の解除が、更に1ヶ月先延ばしにされることは、もう明らかな事実ですが、決してマイナスなことばかりではありません。

『約1ヶ月で解除されるだろう』

そう思って活動されてきた方々がほとんどだとは思いますが、在宅勤務が認められたり、それを活用できる会社が増え、その雇用形態が当たり前の社会になれば、待機児童の問題はまずなくなるでしょう。

子どもと一緒に過ごす時間が増えます。
余暇に費やす時間も増えます。
スポーツや趣味、家庭で過ごすことのできる時間も飛躍的に増大するはずです。

保育士の数も減少している中で、保育園の増築はまずありえないし、なんでもかんでも増やせばいいということでもありません。

そもそも、土地もなければ、その建設に用いられる費用の出どころは?

昨今、小学校に進学する際の『差』を極力なくすために、幼稚園や保育園に、過剰なノルマが課せられています。

幼稚園はまだしも、保育園にそれを求めるのはそもそも無理があります。

言葉は悪いですが、保育園に預ければ、なんでもかんでもやってくれる訳ではありません。

限界や限度があります。

出社前に預け、勤務後に迎えに行く。
朝7時に預けて、夜6時に迎えに来る。
少なくありません。
家に帰れば、お風呂に入って、寝かしつけるだけ。

各家庭の事情もあるでしょうから、否定をしているわけではありません。

それでも、

親子としての会話はいつ成立するの?
週末だけ?
子どもの成長やいろんな変化には、どこで気づくのか?
悩みを聞く時間はあるのか?
説教をする時間はあるのか?

幼少期に限ったことではありません。
中学生になっても、高校生になっても、これはとても大切なことです。

日本社会全体が、そうせざるを得ない世の中になってしまっているため、誰を責めることもできないし、誰の責任でもないのかもしれません。

しかし、

良いことは良い、悪いことは悪い。
この道はこうだよ、その道はこうだよ。

人として大事なことを教える、子どものパーソナリティ、そしてその基盤を築いたり、道を示してあげるのは、間違いなく親の役目であり責任です。

英語を導入しています、〜をやっています。

週に一回しかやっていないのに、その謳い文句や効果ばかりを期待してしまっている世の中になってしまっている。

過剰なノルマを課せられているのに。

弊社が練習会でお世話になっている学園の理事長が、入学式の際に必ず保護者に伝えるメッセージがあります。

『学校は躾をするところではない』

お飾りの部分では決してなく、子どもの能力を引き伸ばすためには、愛情と頻度が必要不可欠です。

気にかけてあげる。
声をかけてあげる。

会話はなくても良いです。

けれども、親にしかできない愛の伝え方がたくさんあります。

在宅勤務の導入により、救われるお母さん方や家庭がどれだけいることでしょう。

不要不急の外出を控えて1ヶ月。

私も小学1年と年少の子どもたちがいるので、その大変さはわかっているつもりです。

当然、親の都合やペースでは動いてくれませんので、毎日が戦争です。

ご飯の用意を含め、在宅勤務を余儀なくされている方々にとっては、少なからず過酷な日々だったものと推察します。

けれども、こんなに子どもと一緒に、家族と一緒にいられる時間はなかったはずです。

1ヶ月では難しくとも、2ヶ月もしくは3ヶ月この生活を送れば、それが当たり前になります。

その間に、社会も組織も変化します。
この局面に、柔軟に対応せざるを得ないことでしょう。

だからこそ、これを機に変わることを願います。

人類にとって、必要な変革期だからこそ、コロナウイルスが出現したのです。

5年先や10年先じゃない。

自分の子どものことは、自分たちがよくわかっているのだと、胸を張って言える世の中にするために。

何よりも、子どもたち、お母さん、お父さんがより良く生きていくために。

そうすれば、子どもたちが大人になる頃には、きっと素晴らしい未来が待っているはずです。





土曜日夜の独り言でした。






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