★【佐藤久佳】エピソード5〜たくさんのことを学び、得ることのできた水泳人生〜 | JSB 佐藤三兄弟のスイミングスクール オフィシャルブログ ~Embodies the Dream!~

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私達JSBは水泳経験や性別、年齢、障害の有無など、いかなる要素も関係なく、すべての人の水泳における夢と目標を全力でお手伝いします。




今回がブログリレーの最終回となります。

北京オリンピック後もミキハウスにお世話になりながら、「北京以上の結果を出す」という目標を持って現役を続けましたが、
その目標を達成することはできず、100m自由形においては2007年に48秒を出してから、一度もベストタイムを更新することができずに、2014年に引退をしました。

何度ももう辞めたほうがいいかなと考えましたが、やっぱりもう一度オリンピックの舞台に立ちたいという気持ちがあったので、続けていました。
結果を出せていないにもかかわらず、自分で引退を決断するまで現役を続けさせてくれたミキハウスにはとても感謝をしていますし、
ミキハウスのおかげで今もこうして水泳に携わる仕事が出来ていると思います。

僕は水泳を通して、
「目標を設定する」
「それはいつ達成したいのかを決める。」
「その為にはどうすれば良いか、何をしなければいけないかなどを考える。」
「大変な事、つらい事から逃げない覚悟を決める。」
「努力を継続する。」
ということが結果を出す為には大事なことだと学びました。

夢を叶えることや目標を達成するまでには、大変なこと、つらいこと、苦しいことがたくさんあります。
しかし、それらを乗り越えなければ結果を出すことはできません。
目先の辛さばかり見るのではなく、未来を見据えて乗り越えようと踏ん張れるか。
何事も日々努力を積み重ねていくことが大切だということを学びました。

そして、心の底から
「他を捨てでも一つの結果だけがほしい。」
と思い、
その為なら何かを犠牲にしてでも頑張ろうと決意することが必要だと思います。
(食事制限であったり、趣味や娯楽に費やす時間であったり、睡眠時間をしっかり確保する為に他の時間を削るなど、犠牲にするものは人によって違うと思います。)

これらができれば結果が出ることも、
逆にできなければ結果が出ないことも僕は経験しました。

もちろん良い指導者に出会えるかどうかも重要なことかもしれませんが、やるかどうかは自分次第です。
自分がまずはやるべきことができているのか。
自分で決めたことをやり続けることができたのか。
自分に厳しくなり、胸を張ってやり切ったと言えれば結果は良い方向にいくと思います。

また、何か心に残る言葉を持っていると気持ちが前向きになったり、信念を持って取り組めて良いかなとも思います。

僕は、
『反復は一切を成就する』
『心が変われば態度が変わる
 態度が変われば行動が変わる
 行動が変われば習慣が変わる
 習慣が変われば人格が変わる
 人格が変われば運命が変わる』
という言葉を大切にしていました。

最近では某情報番組のアイドルグループオーディション企画で、世界的プロデューサーが言っていた、
『才能が夢を叶えるわけではない。
過程が結果を作り、態度が成果を生む』
という言葉も心に残りました。

つらいことの後には必ず楽しいことや嬉しいことが待っています。
まだまだ元の生活に戻ることは難しいですが、いつかまたやりたいことが思いっきりできる日がきた時には、
思いやりと感謝の心を忘れずに、
揺がぬ覚悟と決意を持って、
どんな困難にも臆せず乗り越えて、
夢や目標に向かっていきましょう!

拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました。
今後もよろしくお願い致します。



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