「なりたい自分」は言葉ではうまく言えないもの。
よく、ヒーリングセッションを受けたり、セミナーを受けて、「こんな風に変わった」とか「ここが良くなった」って声、ありますよね。
でも実は、「ここがこう変わった」って分かるものほど、「整形」レベルでしか変わってないのです。
目とか鼻とか、輪郭とか、パーツごとであれば、どんなにいじっても元の自分の印象は必ず残ってて、だから、鏡を見たときに「こう変わった」って自覚しやすいです。
でももし、全身全部が作り変わったとしたら、それって具体的にはっきりと言葉にできないものです。
それは「変身」レベルだから。
自分丸ごとが絶妙に調整されたとしたら、鏡に映る自分は全部どこかしらが変わっているけれど、
それは、「鼻がこんな風に変わった」とか、「口元が」とか「目が」とか、「胸が」みたいに、具体的にはっきりとは分かりづらいです。
「変わったことは分かるけど、絶対違うんだけど、どこがどう違うのかうまく言えない」になります。
普通の整形だったら、「目をこんな風に」「鼻はこう」「顎が」「胸が」みたいに、その人が頭で考えた理想の形にそれぞれ作り直していきます。
それは、終わった後、
「変わってるし、気に入らないわけじゃないけど、前よりはいいけど、なんかどこかがしっくりこない」感覚が、どうしてもあります。
実際、本当にその人が「なりたい」自分というのは、
上手く言葉で伝えられない、
自分でも具体的に「こう」とイメージはできない、
でも、うまく言えないんだけど、はっきりイメージは出来ないけど、確かに「こうなりたい」が自分の中にはある、
そういう感じだと思うのです。
それは、言葉で、いろんな似たような写真を見て説明しても医師には伝わらなくて、自分でさえも全体像ははっきり把握できないんだからそうなります。
だから、それで整形をしたとしても、
「悪くないんだけど、良いんだけど、なんだろう、まだなんかどこかが気になる、
やる前に『あれ!あんな感じ!』って思ったのってこれじゃない、なんか、なんか、何かがどこかが違う」
みたいな、どこか微妙な、どうも何かがしっくりこない、そんな感覚が残りがち。
でももし、
その人が心の奥で感じていた、
「これ!こういうの!こういう私!」
っていうのが完璧に再現されたなら、
手術後、その自分を鏡で見たときに、ものすごくしっくりすると思うのです。
「ああそう!こういう風になりたかったの!」って。
その結果って、その人にとっては一番しっくりして、「そう、これこれ!」ってビンゴなんだけれど、
「手術前とどこがどう変わったか」と言われるとはっきりわからない。
全部が絶妙に調整されているから、
「確かに私なんだけど、えーと、どこがどう変わったのかな?」みたいな感覚。
だけど、
その自分は、「そう、私、ずっとこうなりたかった」という自分であり、
「もともと私はこうだったはず」という、「知ってた」感覚でもあって、
だから、とてもしっくりするし、ホッとするし、安心感もあるし、
その自分でいるととても軽やかな気分で、嬉しくて、幸せで、その人にとっては「本来の自分」という感覚しかない。
するともう、その自分の姿を見ても「ここがこう気にいらない」みたいな思いは出てこなくて、
以前の日々、自分への不満や自信のなさで毎日イライラして滅入って、落ち込んで、という気分になることも無く、
毎日心安らかで、軽やかな気分で過ごすようになっていて、
日々の体験ひとつひとつを純粋に楽みながら、しみじみとした幸せをいつも感じながら、生きるようになります。
私のセッションはつまりそういうもので、受けた人たちが口をそろえて、
「変わったのは分かるけど、どう変わったのかうまく言えない」って言うのは、こういう風になるから、なんです。
その人の奥にある「こうなりたい」そのままになる。
それは、言葉でのやり取りやノウハウで、お互いの人間意識の頭で考えて操作しない、
私たちの一番奥の宇宙意識、
誰もが持っているその感覚、
そこの最高最善に任せてすべてを完璧に調整して変える、をやっているから。
本当は、「どうなりたいか」はみんな知っていて、ただ、人間意識では誰もがそれを完全には理解できないし、だから説明だって出来ないし、
ヒーラーも、言葉でどんなに聞いても、たとえリーディングしたとしても、やっぱり人間意識ではそれを完璧に分かることも出来ません。
だから、私のやり方は、
「宇宙意識のところで繋がって、そこに全部任せることで、あらゆることが最高最善になる」
という法則を使ってます。
過去世も、過去も、遺伝も、集合意識も、
その人の魂の歴史すべてをどう調整すれば、その人の言葉にできない「こうなりたい」が実現するのか、そうなるのか、宇宙意識の、繋がった部分の私たちは「知っている」から、
この世界での、人間意識のノウハウや操作は手放して、そこに完全に任せる。
そうしたら、宇宙意識レベルから、過去世も過去も遺伝も集合意識も、人間意識の自分までのすべての範囲で完璧に調整されて、
終わった後には、
「ああそう、私、こうなりたかった」という自分になってる。
ノウハウを手放して、
宇宙意識、
宇宙でもいい、
人間意識の私たち、
ヒーリングをする時のその人が、
「そこに任せることでそうなる」
ということを知っているだけで、ただそれは起こります。
「それをそのように起こすためには、人間意識の自分はこの感覚でいたらいいんだな」ということ、
その感覚の使い方ってあって、私はセッションでそれをやってます。
【マインドシフト基礎セミナー】ではそのやり方と感覚を教えているし、
【SOUマスターコース】では、その仕組みからじっくり教えて、その人の感覚でこの法則を使いこなせるようになるための個別特訓のようなことをしているんです。
このやり方での「ヒーリング」は、
やればやるほど、どんどん「こうなりたかった自分」がここに表れてきて、
どんどん、「本当は私、こうだった」という自分に還っていきます。
海に例えると、多くの人は、見える、「波の部分」だけで生きています。
それが「自分」だと思ってる。
だから、表面の波にいつも翻弄されてる。
だけど、本当のあなたは、「海全部」なんです。
嵐で荒れても、
凪いでいても、
海の表面で何が起こっていても、
海全部で見たならそれは、
「ただその状態だ」というだけ。
海自体は大丈夫だし、
変わらないし無くならない。
ただ、海としてそこにあるだけ。
あなたは、その「海」と同じなんです。
波立つ表面だけでなく、深海までも含めた「海全部」が、本当のあなた。
目の前の出来事に、
過去の後悔やトラウマに、
未来の不安に、
時に揺れても、
自分の中心に戻ってくれば、あなたという海は変わらずそこにあるだけだと思い出せます。
その感覚は「今ここ」であり、
確かなグラウンディングでもあります。
それが、私のセッションやセミナーであなたが得るものです。