ドタバタ奮闘記 〜Fantic 2st 50cc のキャブ交換〜 | らな

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オリジナルのキャブはデロルトのφ26という 50ccとは思えない大きさ!(笑)

クラッチワイヤーがぁ。。。そして他にも、小さなトラブルがありました。。

(新車の時の写真、綺麗やなぁ)

 

そこで、これをMINIMOTOの台湾製VM24に交換してみました。

(見えにくいですが、フロート室が小さくて、クラッチワイヤーの干渉なし。)

実は、2年ほど前に一度チャレンジしていたのですが、エアクリーナーボックスからのダクトの径が合わず、中断していました。

今回は、変な見た目ですが、KX65のダクトの口の部分を輪切りにしてみたらピッタリ。(笑)

今までになくしっかりと固定されました。

そもそも、エンジン側のインシュレーターの径も合っていなくて、手で削ってサイズを合わせています。(笑)

 

そんなこんなですが、一応 アイドリングも出て、普通に走れました。

 

でも、全開にすると頭打ちしちゃいます。

 

もともと、このVM24はモンキーやゴリラ用に売られているもので、MJ:#97.5  PJ:#17.5が付属していました。

同じ50ccだし、なんとかなるかと思いましたが、さすがに違うのか。。。

でも、どこかのサイトでRZ50のMJが#80だと書かれていて、他にも、いろいろイジって#100ぐらいだという情報も見ていました。(アレ、正しかったのかなぁ。。。)

 

ここで、ダクトを流用したKX65を思い出しました。

調べてみると、キャブは VM24SSという「ちゃんとした2ストオフロード用」で、MJ:#190  PJ:#25らしいことが分かりました。

 

うわぁ〜、全然違うやん!


 

そういえば、デロルトのキャブについていたMJは#135で、番手の表記方法が違う気がしますが、見た感じ1.2mmほどの穴径でした。

ミクニの#190って穴径換算で1.2mm程らしいので、やっぱり同じぐらい燃料頂戴!っていうことなのでしょうね。

 

しかーし、ここで手持ちのMJを見ると、#65から#130しかありません。(かなり小さく見積もって揃えてしまってました。)

しかも、#190って KX65のサイズだし、同じか、少し小さいのが要るのか分からない状況。

とりあえず6個セットで売られているものを見ると、#180を境に上に6個とか下に6個とか。。。

 

また上下12個セットで要ることになるやん! 大半は無駄になるやろうに。。。

 

なんだか、急に悔しくなってきました(笑)

 

そこで、ネット検索!

 

「ミクニ ケーヒン MJ 互換」

 

すると、それぞれの番手の表記が違うことから、「換算」に関するデータは出てくるのですが、「互換」性についての情報はありません。。

 

 

でも、ミクニ丸小とケーヒン丸大は円筒頭部の高さが1mmほど違うだけで、見た感じ同じです。

いや、これを同じと言ってはいけない。。

けど、使えそう!

 

こうなると、面白がって、使ってみたい気持ちが勝ってしまいます(笑)

 

だって、ケーヒン丸大は 4st 125用のCVK30に使うため、#120から#132まで持っているので!!

 

実際にネジ込んでみると、最後のところで窮屈になりました。ネジの作りが微妙に違うのかな。でも、取り付け自体は出来ました。

 

まずは#122です。

 

キックで始動するだけで弾けるように吹け上がるのがわかります。

やはりMJが極端に小さいと、キャブが目詰まりした時のような「ガス欠症状」と言われますが、まさにソレだったのでしょうね。

試走すると、それまでの頭打ちは解消しました。

いい感じ〜!!

プラグの状態も良さそうです。

 

使えるやん!!(笑)

 

まぁ、#132まで持っているし、じっくり見ていきたいと思います。 薄すぎたら怖いし。

 

PJは、手持ちの大きい側が#20しか無かったのですが、交換してみるとAS1回転半ぐらいでちょうど良い感じでした。

 

こうして、ドタバタな感じですが楽しくキャブレター交換を進めてきました。

この調子で、またプラザ阪下でセッティングを詰めていきたいと思っています。