リークしたのはBDと称するTGFCメンバー。彼は元Ubisoft社の社員と思われており、以前にも8コアCPUと8GBのRAMという情報を含むXbox720のスペックをリークしている。
BD氏は、最新のXbox720用ベータ版開発キットには、2基あるいはデュアルのAPUが搭載されていると投稿した。
さて、もしもこれが正しければ、信じられないほどのエンジニアリングの偉業だ。この情報は4月1日に投稿されたものだ。
BD氏はまた、Xbox720コントローラが不規則な黒いテープのストライプで覆われており、ほとんどのカモフラージュのようであったことを投稿している。
Kotakuは4月2日に彼らの情報として噂を掲載し、ストライプを有するコントローラについても同じことを述べていた。従って、BD氏の投稿は正しいものであったと思われる。
「先週の金曜日、プロジェクトはDurangoの最初の一群を受領した。ベータ版開発キット、特大の白い筐体のホスト、新しいハンドル(コントローラ?)だ。そしてホストとハンドルは不規則な黒いテープでストライプで覆われており、発表前の新型車のカモフラージュのようだった。最も重要なことには、ベータ版の開発キットには実際に2つのAPUがある。」
MSは、正式には今年後半で次世代のXboxを明らかにするはずだ。もともとは4月に明らかにされるはずだったが、月単位で遅れていた。
PS4がAPUを1基しか持っていない点に注意するのは、興味深いことだ。
もしもXbox720最終版のアーキテクチャが2基のAPUを搭載しているとすれば、次世代ハードにおける競争のダイナミクス全体は一変するのだ。
NS:
Gamechup Xbox 720 beta kit contains two APUsみらい的コメント:
これまでのリークでは、次世代箱のAPUはCPU8コア+GPU(SC12基)だと言われてきた。
APU二基とは、これが2つということなのだろうか。
凄いインパクトだが、実際にはどういう使い方を想定しているのだろう?
高精細なグラフィックを出すといった単純な使い方は、これまでの箱リークとは整合性がとれないし、少々考えにくいように思う。
Kinect2.0や言語認識といった機能が大幅に強化されているという話はあったし、GPGPUでパターン認識処理をするとか、あるいはそういった使い方の方向性なのだろうか?
それとも単にチップが2つに分かれているだけなのだろうか。
確かにXboxのチップは、(おそらくは製造上の)問題を抱えているというリークはこれまでに何度も出ている。チップが小さければ歩留まりは上がるし、製造コストは下がるだろう。
なんだかものすごく使いにくそうな構成だが。 製造過程で問題が出たからと言って、設計を今更変更しているということもないだろうし。
続報に期待!
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