お健やかに
新しい年をお迎えのことと
存じます
きょうは
春の七草の日
年末年始
フル稼働してくれていた
胃腸さんを労わり
無病息災を願う日ですね
皆様も
温かいものを召し上がって
体を温かくしてお過ごしくださいね
まもなく
阪神・淡路大震災から
25年
みんなそれぞれの歩みで
25年が経ちました
私のおばあちゃんは
兵庫県
西宮市で被災をし
36時間生き埋めという体験をした
ひとりです
そしてあの日を境に
心や体の痛みと闘うことを余儀なくされた
おばあちゃんが
明日
93歳の誕生日を迎えます
なぜ私が歌をうたうことを
選んだのか
今までお話してこなかったこと
家族のこと
胸の内を
お話させて頂く機会を頂き
本日
朝日新聞の夕刊社会面
近畿版に
掲載して頂けることとなりました
数日にわたり
8時間にも及ぶ取材を
して下さった太田康夫さん
太田さんだったから
あんな風に
ありのままの私で
お話させて頂くことができたのだと
思っています
愛するまち神戸
他の観光地にくらべると
ハデさはなく
特別なことは少ないのかもしれない
でも
25年をかけて
こんなにもゆったりと
優しい時間が流れる
美しいまちになりました
私は
このオレンジの灯りが大好きです
ぜひ
遊びにいらしてくださいね
25年前のあの日があったから
歌をうたうことに
真摯に向き合っていける
1.17
私にとって本当の年明けとなります
歌がうたえる喜び
聴いて頂ける幸せを噛み締めながら
これからも
一曲一生
つとめて参ります
本年も何卒
よろしくお願い申し上げます
おばあちゃんと5歳の私
私をつくってくれた人
『おばあちゃん』と
愛するまち
『神戸』に
心からの感謝をこめて
星奈聖子