心を整体するコーチトレーナー
福井あけみです
私が車いすの生活をするようになって
何より辛かったことは
人の目でした
車いすに乗って
1人で買い物へ行っていたのですが
当時はまわりの人の目が
私を見て
「かわいそうに」
「お気の毒に」
そう言ってるとしか思えなかったのです
実際に言われたことは
なかった、のにです
でもじっと見つめる人はいました
その目を見て
きっとこう思っているに違いないと
想像して落ち込んでいました
生きる気力まで失った時もありました
車いすである私である以上
この苦しみは一生なくならないと
思い込んでいたからです
どうしたらこの苦しみから
逃れられるのだろう
その一心で自分と向き合ってきたわけですが
今ならこのカラクリが
よくわかります
ざっくり答えを言ってしまえば
自分が自分に対して
かわいそうな存在
気の毒な存在
だと思っていたからです
自分で気付いていないから
人が見せてくれていただけなんだと
いうことが
ものすごく腑に落ちました
突然こんなこと聞いて
信じられないと思う方もいらっしゃると
思いますが
私が本当の自分の思いに
気付いてきたから
間違いではないです
普通は出来事ありきで
あなたは何をやってもダメね
あなたは恥ずかしい存在ね
などなど
人からそう言われたら
ものすごく落ち込むと思います
そして
自分はそんな人間なんだ
何をやっても変われない
そんな自分をどんどん嫌いになったり
あるいは
必死で変わろうとするかもしれません
でも違うんです
自分が自分のことを
どう思っているのか？
ここに気付くことが
とても大切なんです
自分のことをそんなふうに思っているなんて
見たくないものなんです
だからスルーする
まるでなかったかのように
でもね
本当の自分は気付いてほしいと
思っています
そして
自分で気付かないかぎり
やめることが出来ないのです
こうして私が書いていても
きっと、ふーんそんなことあるのね
で終わっているかもしれません
あるいは
もしかしたら
私もそんなことがあるかもしれないと
ふと感じた方もいるかもしれない
どれだけ自分が
そう思っていたんだ！と
自覚出来るかで
現実は変わってきます
私の最近は
どこに行っても
変な目で見る人と会ったことが
ありません
お手伝いすることありますか？と
声をかけてくれる方が
1日で何人もいらっしゃいます
残念ながらお願いすることが
ほぼないので
大丈夫ですと返事するのですが
そんな時も
声をかけて下さった勇気や優しさに感動して
心からありがとうございますと
お伝えしています
本当になんて優しい世界に
いるんだろうと
感謝の気持ちでいっぱいになります
私は何も変わってないのですが
自分の深い意識が変化すれば
見える景色がまったく
変わりました
出来事がありきではなく
深い部分の意識が先なんです
現実は深いところで
あなたが思い込んでいることを
映し出しているだけです
摩訶不思議な話でしたか？
きっと自分は知っているはず
本日はこのあたりで
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