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Seshirox's Skylit

福岡発メタルエモバンドSilhouette from the Skylitボーカルseishirouのオフィシャルblog
ロックとラーメンとビールとカニカマとおれについて語ります。

ども、
最近「せいしろーさんのせいしろっくすを触りたいです」
と謎のセクハラ発言を受けているせいしろくすです。


めずらしくブログ2連チャンです。


ってか、1ヶ月前くらいに書いていたのを忘れてただけです。


話は遡って11月1日。
この日はシルエットとして特別なLIVEの日でした。
その理由も含め、これまでを振り返る機会にもなったので、珍しく筆をとってみました。


この日は良き仲間である大坂怜人という人間が、かつて働いていたライブハウスを離れ、
新宿歌舞伎町に新しく彼の城=ライブハウス"新宿Club SCIENCE"をオープンした記念すべき日で。


シルエットはその初日のこけら落としイベントに誘ってもらいました。


始めは、ありがたいことに、トリを飾ってくれというふうな雰囲気でレイトから話をされたんだけど、


「いや、やるなら1発目でやらして。それがほんとのこけら落としやろ。」


と半分冗談、半分早く飲みたい、てか夜まで祝い酒を待てないという気持ちで言ったんだけど、

レイトは真に受けてくれて、ほんとに新しいライブハウスの"1発目"の大役を任せてくれたわけです。


これは本当に音楽人としてめったに経験できるようなことではなく、
物理的には最初に音を鳴らすことなんて、何の意味もないわけですが、
後々俺たちがこのライブハウスへ帰ってきたとき、「このライブハウスの産声と共に俺たちは再スタートを切った」というような気持ちになれるんだろうなと想像すると、
とてつもなくセンチメンタルでロマンティックな出来事なわけです。


んで、なんで再スタートという言い方をしたかというと、
シルエットが2011年の初夏に東京に拠点を移した時、最初に都内でLIVEをしたのが、
レイトが当時ブッカーをやっていた新宿HEADPOWERというライブハウスだったんです。


そこで奴と出会って、というか、奴が俺たちをインターネットの試聴サイトで見つけてくれて、イベントに誘ってくれたところから始まったわけだけど、
それからというもの、節目節目であいつにはいろいろと世話になって、世話になって、


世話しかされたことないな。。。


なんだけどあいつはこないだも、「さんざん世話になってきたんで!」と言う不思議なやつで。



新宿HEADPOWER(以下、愛称へッパ)は俺たちが出会ったくらいから、レイトという意味不明な行動力を持った不眠不休(のように見える)アルコホリックブッカーが、
毎日のように渋谷のライブハウスに出没してはネットワークを広げた結果、ラウドシーンのインディーズバンド達がそれはもう根こそぎ集まる場所になった。


そこで出会ったバンドの名前を挙げるとキリがない。
数えきれないLIVEをやった。
数えきれない打ち上げをやったし、遊びに行った。
朝まで1,500円で飲み放題だ。どうかしてるだろう。
夜中の1時くらいになると目の前の中華屋から餃子をレイトが買ってくる。
2時になるとバンドマンが自主的にマックでハンバーガーを大量に買ってくる。
そりゃ数えきれないゲロも吐くしパンツも脱げる。



そうやって気づくとヘッパには夜な夜なバンドマンが集まり、ライブハウスの常連のお客さんも入り混じって飲み語り、LIVEとかない日はプロジェクターでマリカーしながらたこ焼き焼いてるだけのただの最高の憩いの場だったりもした。



しかしそんなありふれた、決して売れてないバンドマンたちが集まってしみったれた酒を飲み漁るという愛おしい日々も長くは続かなかった(笑)(←今だから(笑い)なのです。)



大人の事情でレイトはライブハウスを離れることになった。


ラストダンスということで、2DAYSで行われた最後のレイト企画。
俺達が出演したのはその2日目、2014年7月13日のことだ。



その日のタイムテーブルを以下に記載する。

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□本番(転換20分)
①8my hopper.
11:30~11:50
 
②Take ambulance
12:10~12:30
 
③St.Clair
12:50~13:10
 
④BLAUER MONDAY
13:30~13:50
 
⑤Deal of Clown(仙台
14:10~14:30
 
⑥眩暈SIREN(福岡
14:50~15:10
 
⑦Nothing To Declare
15:30~15:50
 
⑧The Winking Owl(群馬
16:10~16:30
 
⑨空創ワルツ
16:50~17:10
 
⑩Reptile
17:30~17:50
 
⑪ANOTHER STORY OF THE OTHER SIDE(大阪
18:10~18:30
 
⑫SECONDWALL
18:50~19:10
 
⑬My Last December
19:30~19:50
 
⑭wrong city
20:10~20:30
 
⑮UMBERBROWN
20:50~21:10
 
⑯COUNTLOST
21:30~21:50
 
⑰Silhouette from the Skylit
22:10~22:35
 
尋常じゃない打ち上げ

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…17バンド(震え



正気の沙汰ではないですね。


最後にちらっと書かれている一文も原文ママです笑


こんなことをやって、俺達はオオトリを務めさせていただいて、
レイトのヘッパ伝説は幕を閉じたわけです。
俺のパンツも脱げたわけです。




バンドマンはかくも打ち上げが好きです。


なんでなんだろうってずっと考えてました。


明日仕事なのに。


明日もLIVEなのに。


明日もレコーディングなのに。


ボーカルなのに。(ボーカルに限ったことではない)


打ち上げで酒を飲むことが全てじゃあないけど、
このライブハウスでやった打ち上げはなんか知らんけど、
どうしようもなくアホなんですけど妙にキラキラしかしない思い出になってるので、
それはそれでいいのかなと思ったりしてます。


打ち上げのことは実は今度のアルバムのために1曲書いたので、
いずれまたお話したいと思います。



*******



話を戻して、そんなみんなの遊び場は、あっけもなく、あっという間になくなってしまった。

もちろんヘッパ自体はなくなっていないけど、たぶんこの日を堺に、レイトを通じてこのライブハウスに出会ったバンドマンは、ほとんど訪れることはなくなったんじゃないかと思う。



こっからの無職のアルコホリックブッカーの話は、俺がすることではないし、よく知らないからどのみちしないけれど、ある日渋谷で会った時「箱ができます」と聞いた。


そこから冒頭のこけら落としの話に戻るんですが、
そういうことで、最後の企画を俺たちで締めさせてもらって、
次のライブハウスのスタートを誰がキメるか。


本当に僭越ながら、



正直、



「俺らだな。」と思ったw




まあ、それでワガママを言わせてもらって、任せてもらえたことが嬉しいのはもちろんのこと、俺たちも続けられていてよかったと思った。


東京に来てから早4年半。月日が流れ、ここまでやってこれたことを振り返る機会にもなった。


前だけを向いてやってきた俺たちだけど、今このタイミングで、全てが万事うまく行っているわけでもないし、精神的なこと、物理的なこと、無理が出てきていること、いろいろあって、そんな中で新しいアルバムを作って、一息ついて、来年に向けて準備している今。


そうやって振り返ってみることができたことは気持ち的に少しいろいろと整理にもなったし、
なんせエモかった。


新しくできたばっかり(というか部分的には全然完成してねえw)SCIENCEに足を踏み入れ、
懐かしいスタッフがいて、まだ品揃えの微妙なバーカンとか、お湯が出るかどうかもわからないシャワーブース(数時間前についた)のある楽屋とか見て回ってるうちに、



俺はこのライブハウスのために1ミリも協力してないんだけど、
なぜか自分のことのように嬉しくて、正直ちょっと泣いた(笑)



実際のLIVEのほうもこれまたみんなのおかげで、最高のものに出来たんじゃないかと勝手に思っています。



今回の新宿Club SCIENCEオープンをきっかけに、いろいろと思ったことを書いてみたけど、要するに何が言いたいかというと、これからまた気持ち新たに、初心を思い出してやっていくのでよろしくお願いしますということです。


と、そんな場所で、明日はリベンジとの2マンですね。


そしてチケットはソールドアウトすることが出来ました!!


ほんとに楽しみ。来る人はほんとに体力万端で来てなー!
こないだ久しぶりにメルマガ書いたんだけど、今度の19日の話だったから、こっちにも載っけちゃおうと思います。

メルマガでしか書かないことがあるから、登録してない人はぜひ。


登録はここな



12月19日は新宿SCIENCEにてRevenge My Lostとの2マンを行います。


仇VS汁。


仇=リベンジ ということですね。


先日も佐渡ヶ島へ一緒に行きましたが、やつらのこと、まだ知らない人も多いと思うんでね。


でも今年の8月には名古屋で3マンやったから名古屋の人は結構観てくれたかもね?


どんな音楽かとかは、自分の目でYoutubeとか観てくれたらいいと思うんだ。


おれからは、どういうストーリーがあってこの2マンをやることになったのかってことを話したいと思います。



リベンジは大阪のバンドで、共通の知り合いで当時東京の大塚DeepaのブッキングマネージャーだったSHOJI.Y(ショージワイ)って男がいて、こやつがおれとリベンジのVoザビ(牧本くん)を無理やりTwitter上で絡ませて対バン組んでくれたというか組まされたというかw


この狭いシーンでは、今考えたらいずれ会うことは間違いなかったんだけど、

だとしてもDeepaで、あのタイミングで出会えてよかったなって本当に思う。


それはやっぱりお互いの弱かったころ(今も強くないけどさ)を知ってるってことに限る。

どんだけお互いが意識しあって、競い合ってきたか、それが全部互いに見えてる。



2012年3月6日 にそのDeepaで初対バンしたんだけど、その時のメンツを聞いてたまげるよ。

ALTEMA
NOISE MAKER
SFTS
Revenge my lost
A Barking Dog Never Bites
ヘンリー(当時はカタカナだった)


今このメンツでやったらどーなるんだろーw


その時は、互いになんかシャイだったのか、打ち上げでもあんまり絡まずで終わったんだけど、2012年11月に共通の知り合いのイベンターに誘われて再戦。なんかやっとこのときまともに打ち上げでもまともに話して、おれたちのArcheのアルバムツアー一緒に回ろうってなった。


それが2013年1月のこと。
大阪→岩国→福岡の3本だった。


その時のことをザビはこのブログに綴っている笑
遠慮なく晒すw




そうそう、こないだの佐渡ヶ島で朝まで飲みながら、ベロベロの鬼塚(リベンジのドラム)が爆笑必至の思い出話を繰り広げた。


初め鬼塚はこーすけを後輩だと思ってたらしく、この3連戦の初日になんかスカした態度のこーすけを『こいつはこのままじゃアカン。こいつはおれが可愛がったらなあかん』って思ったらしくて、『今日おれのライブみとけよー!勉強せいよー!』みたいなブイブイ先輩風なかんじだったらしいんだが笑


岩国でのリハーサルのときに、ロックウェル(鬼塚と同い年)が『こうすけさーん』って言ってるのを聞いて、





ファああああっ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?




ってなったらしく、そっからめっちゃセッティング手伝ったりしてたらしい笑


そしておれと鬼ちゃんは最初からタメ口なんだが、鬼ちゃんはたまに先輩風吹かせてくるこうすけがなんかツボらしい笑


そこから急速に互いに意識し合いながらも、刺激を与え合うことができる存在として、2013年2月にはシルエットの企画出てくれたり、8月にはまたしても九州3箇所周ったり。


ザビのMC中のお茶汲みサポートをやり始めたのはちょうどこの頃。


ちゃんぽんスープを注いだのは長崎だったかな。


ちなみによくザビと仲良いですねって言われるけど、その話はいつかにとっておこう。


それから2014年も2015年もいっぱいやった。


毎度毎度、会うごとに研ぎ澄まされていくリベンジのライブ。会場を巻き込む力をつけたのは俺たちよりもずっと早かったと思う。


おれたちに足りないもの、あったら強くなれる武器、真似しなくてもいいこと、いろんなことをリベンジからは勝手に盗んだし、リベンジもそうであったら嬉しいと勝手に思ってる。



おれたちは、それこそレーベルやマネージメントの力を借りて、2012年から定期的にリリースしながらやってきた。


でもリベンジは今に至るまで全てセルフマネージメント。お金も自分たち。だから余裕なんてないない。ハングリーもハングリー。


その姿勢はストイックを通り越してもうただのドM集団なんじゃないかと。(いま思ったけどあながち間違ってないな…)


『困難な道を選ぶ』のお手本のようなやつら。


おれはそんなやつらのことを、知り合ってからずっとリスペクトし続けている。
ちょびっとね。ちょびっとだけ。


だからと言って勝ち負けは別。いや、勝ち負けなんて現実には存在しない。ジャッジメントのルールで決まる刹那的な一時解でしかない。


それでもなんかわからんけど、"勝った、負けた"と各々が勝手に騒ぐのが男同士の、ライバルという存在なんでね。


一番負けたくないバンドであり。一番一緒に戦ってきたバンドであり。一番これからも登っていきたいバンドなの。


佐渡ヶ島の打ち上げで、ベロベロの鬼塚が、同じことを言ってくれた。


おれたちは間違ってなかったよなって、たくさん確認し合った。けど結果はどうかはわからない。


そんなやつらと、おれの特別な場所、新宿club SCIENCEで2マンやるわけ。
(この場所についての話、書き溜めておいたのがあるから、明日くらいに更新しようかな。)


結果ってのはそこに出るわけ。


2012年11月、ほんとの意味での付き合いが始まってからはまだだったの3年。


あの日のライブも新宿だったんだよ。


きっと2バンドでの動員は合わせても20人いなかったんじゃないかな。



だからこの新宿の2マンが、どんな夜になるのか、本当に楽しみでわくわくしてて。



実際チケットもソールド近いみたい。



これまで各々のバンドを応援してくれたすべてのひとに、おれたち2バンドの3年間を、心から目撃してほしいと思う。


待ってます。

えー、今日発表された、カミングコーベへの出演をかけた投票戦の件で、



100RT行ったら、とちょっとみんなを甘く見て煽った結果、こうして文章を書く羽目になったSeshiroXです。



でもね、ちょうど、たまたまね、すごく昔のテキストを発見したんだよ。

すごくネタになると思ったってのもあってね。

すぐ昨日のことのように思えるけど、日付を見たら2006年4月29日だと。



ひいいいい



でもね、久しぶりに9年前の自分の文章を見ると、つい最近のことのように思える反面、まったく別人のような自分がいて、焦ったね。

いや、周りの人がもしそれを読んだら、それなりに納得するかもしれないけど、本人としてはもう目も当てられない笑



あー、おれ成長してるわwwww



って思ってもいいってくらい、本当に酷い。



こんなに文章力も、言葉の選び方もむちゃくちゃだったなんて。。。とにかくそれをここにそのまま晒すことは無理ゲーなので、勘弁いただきたい。



さて、何の話かと言えば、その当時、おれはこうすけとバンドを組んでた。おれはベーシストと二人で、こうすけは二人のギタリストと3人で。互いにメンバーを探していて、福岡の楽器屋のメンボで出会った。



その日は確か、地元が鹿児島だった当時のベースのミツルという奴が、どっかからか話を持ってきて、初の鹿児島遠征だったんだよ。



正直に告白すると、おれはそれ以来鹿児島でライブをしたことはない。おれの母方の実家は実は鹿児島だったりするから、いつかは、、、って思ってるんだけどな。


今年できるといいな~~~



そんで、おれはその1週間後の自主企画を最後に脱退して、活動休止するってのがわかってて、それでも各々の経験のためにということで決めた遠征だったのを覚えている。



しかしここから先、そのブログの内容はほとんど覚えちゃいない。



突っ込みどころ満載の1日を、以下ダイジェストでお送りする。




・8時45分にレンタカーで集合場所に登場するはずのこうすけが来ない。


・前日は夜中まで練習していた(←フラグ


・レンタカー屋に電話すると、案の定まだ来ていない、と


・遠征なんてほとんどしなかったのに、大事なその日に限ってこのクオリティ


・前日、なぜか一緒にバスケもしていたおれとこうすけ。


・彼は体育館にケータイを忘れ、テレカと電話番号のメモまで準備させておいた。


・しかし寝坊したからいっさい意味が無い


・タクシーでこーすけの家に行ったが(初めて)部屋番号を知らない。


・なぜか4階だってことはわかってたから、ギターのシュンジが適当に部屋番号を押して確保



ああ、そういうことなのですよ。昔からこういうクオリティだったのです。




他にもいろいろライブの出来事とか書いてあるんだ。


・ライブハウスが普通のマンション。1階部分をうまく改築してある。二階はオーナーの自宅。→うっすら記憶


・二階控室まではちっちゃい自家用のエレベータで機材を運ぶ

→記憶なし


・ライブはミツルの地元の知り合いもたくさん来て、盛り上がった

→うっすら


・一応軽く打ち上げもあった

→記憶なし


・ミツルのMCは結構よかったらしい

→記憶なし


・その後、おれは叔父さんと会うため鹿児島ステイ。ミツルは実家へ。他のメンバーは車で帰った

→そうだった。。。かも




てことで、誰か、このライブハウスの名前、教えてください。