>配信シングル
>タイトル:エール
>アーティスト:マルシィ
>リリース日:2024年 2月 7日
>記事作成日:2024年 3月 1日





聴きました!

2024年3月の、“最近気になったシングル曲を聴いていくシリーズ”、その①。
今回はマルシィ。進研ゼミのCMソングなんですね。そうやって聴くと、「あぁだからこういう言葉を使った歌詞なのか」としっくり来るところが多い。まだ若手なのに、クライエントのオーダーをしっかり(違和感なく)落とし込めるのは、才能だと思う。敬愛するMr.Childrenの桜井さんとかもだけど…間違いなく“自分の言葉”なのに、結果的にクライエントにも良い効果をもたらす歌詞を書く。



『エール』
いやぁ…高校生あたりでこの曲に出会っていたら、多分2ヶ月くらいこの曲ばっか聴いてるくらいにハマってたと思う。青春汁100%。青春の当事者にとってこの瑞々しさはカンフル剤、ぼくみたいな年齢で聴いたら致死量(笑)。
鍵盤とストリングスが先導する、柔らかいポップチューン。ドラムスは打ち込みですかね、シャープな音像で、シュッとしてるのにズシンと来る細マッチョみたいな音。今回みたいな曲には、マッチしてると思う。そして、ボーカル。無垢で真っ直ぐな歌声が、この歌詞にシンデレラフィット。ちょっとでも“カッコつけ”な歌い方をしてたら途端にこの曲は台無しになる気がするんだけど、どこまでも真っ直ぐで飾らない歌い方のおかげで歌詞のメッセージが何倍にもなって脳天をぶん殴ってくる。うん、脳天をぶん殴ってくるんだよ、青春が。



そんな、計1曲。

青春の暴力(笑)。
曲の雰囲気は、“ロック”ではなく“ポップス”。ロックバンドを名乗る人たちがこう言うのはもしかしたら本意ではないのかもしれないけど…ぼくはこれは、このバンドの大きな特徴であり、武器だと思う。その武器の能力が、いかんなく発揮されている曲。ほんのり切なくて、圧倒的に力強い。大人になっちゃうと「どうでもいいわっ!」で済ませちゃいそうな些細な事に、悩んで、迷って、のたうち回って…その過程が大事なんだよなぁって、そう思わされる曲です。
青春を、追体験させてもらいました。ありがとうございます。





お気に入りは、
#01 『エール』





CDで手元に置いておきたいレベル\(^o^)/
…配信限定作品だけど。













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