甲子園、閉幕
オリンピック、閉幕

今年の夏は精神状態が悪く
スポーツはほとんど観られませんでした。

努力の結晶の
汗、涙、笑顔、謝罪

スポーツは心に突き刺さるものが
大きく強すぎたからです。


最後の最後で新体操の決勝を観ました。
小学生の時に習い始めた新体操。
オリンピックを目指していた頃。

自我が形成される同時期にあったイジメ。

そこで形成された自我は自己否定でした。

殴り殺されるかもしれない恐怖
生きていてはいけない罪悪感
欠陥品と言われた個性

何が何だか分からず
生きる気力を失った小学生時代。

生きていてはいけないんだ
生まれてきてはいけなかったんだ

それが私という存在だと思って生きてきました。

最近は、そういった考えを壊し
新しい自分の自信を構築しています。

長い時間が必要かもしれませんが
いつか必ず生まれ変わります。

新体操で期待をしていてくれたコーチ。
人生で初めて他人に認められた。
そのありがたさに気付いていなかった自分を責めることもありました。

今となってはどうしようもない当時の夢。

新体操の決勝を観て気持ちが浄化されました。

もう責めなくていい
次の目標に向かって歩こう

たくさんの人に支えてもらい、助けてもらい
私はずっと大切な人に愛されていたのだと
そう気付けたから踏み出せる次への一歩。

今までは切羽詰まった一歩でした。

今回は背中を押してくれてる温もりを感じています。
隣で見守ってくれている優しさを感じます。
自分の拓く道の先に確かな光が見えます。

これからもきっと
迷ったり、悩んだり、落ち込んだり
平坦ではない道のりだと思っています。

それでも絶対に
しっかり、ゆっくりでも
歩き続けることは止めない。

甲子園とオリンピックの最後に
歩き続けた人達の輝いた姿に励まされました。

いつでも暖かく包み込んでくれる優しさに心から安心できるようになったのも
私の中では大きな一歩です。

まだまだ挑戦したいことも出てきました。
もう一度、再挑戦したいことも出てきました。

そのために一歩一歩を
丁寧に築き上げていきたい。

生きているのが楽しい
愛してくれてありがとう

生まれて初めて
そう強く心に溢れました。

まだやれる。
だから頑張る。

まだやりたい。
だから頑張る。

薄皮くらいの脱皮はできたと思う。

自分の可能性に貪欲でいたい。