旅する絵本   

    旅する絵本   

  ~絵本作家・きたじまごうきの活動ブログ~  



3月も終わりですね。

今年は3月に入っても、何回も雪が降って、なかなか春らしく感じなかったですが、最近、ようやく温かな陽気を感じはじめました。ふきのとうも、ちらほら顔を出しています。

この3月に、家にいる子供が、ついに園を卒園しまして、春からは小学生。
時が経つのは早いなと思うと共に、いやはや、日々の積み重ね、ようやくここまで来た。という感慨もございます。

子供たちを楽しませる絵本を作りたい。

その気持ちがあるので、自分の子供の幼少期をしっかりと向き合いたい。
そんな思いで数年間、過ごして来ましたが、生活の維持もあるし、絵本も作らせて頂いているし。。
いろんな方向に気持ちを寄せる度に、限られた時間の中で、結局、いろんなことが中途半端になっているんじゃないか。。そう思うこともありましたが、それでも、その時々、やれることはやったんじゃないかと、自分を納得させられるくらいには、共に日々を過ごせたんじゃないかと。今はそう思っています。

ただ、子供と一緒にいて思うことは、常に目の前のいる子供の様子が、自分の中に一番に入ってくるので、少し前の様子を微妙に忘れてしまうというか。。

もっと幼い頃、赤ちゃんの頃。。過ぎたかつてのことが、自分の中で別々のフォルダに入っているといいんですが、結局同じ子供なので、目の前にいる子供にひっぱられて、面影はどんどん上書き保存されている気がする。。
だから、小学生に上がったら上がったで、幼少だった娘との日々もその感触も、曖昧にぼやけていってしまうのかもしれません。。

まぁ、なるべくそれを保てるよう、その時々でメモをとったり、動画を撮ったりはしてきたけど、まぁ、それもセンスが問われるなぁ~と、改めて感じてます。。。(笑)

ま、何はともあれ、日々は過ぎ去り、過ごした日々の記憶が、造る自分の何がしかの糧になると、そう信じたいです。



気づけば、2月も過ぎて、もぉ3月になってしまいましたね。


今年は月に一回は、何か書いて行こうと、密かに思っていたのですが、見事に早々に、守れずの私でございます。。


2月は私の誕生月でして、先月、50歳ひとつ手前の年齢になりました。


来年には自分が半世紀もの時間を生きていることになるわけですが、その手前で、自分の頭にしがみついている考えや、社会がこちらに強いてきてると、実は勝手に私が思っているだけだったあれこれを、一度、すっかり頭から払い落とせたらなぁ、とか。そんなことをボンヤリ思っていた2月でございました。


ちょっと前までは、自分自身とこの社会との折り合いの悪さから、自分は自爆するというか(笑)、破綻するというか、、まぁ、それもまた随分と大仰な考えですが、ともかくネガティブな思考で破綻していく未来を重苦しく感じていたのですが、今はそんな自分からするりと抜け出そうとしています。


自分が何か大きく変わるわけじゃなく、

また、この世界が変わるわけでも勿論なく、

ただ自分の頭の中にあるフレームのようなものを、パコッと外してしまえばいい。

そして、すっきり身軽な心持ちで50代を生き切りたい。


この一年で、そんな心持ちへと向かうよう過ごせればと、そう思う今日この頃です。




ついこの間、年を越したかと思うと、

もう1月も終わりですね。


年のはじめは、この1年をどうやって過ごそうか、自分なりに指針を立てたりする。


昨年、いや、実はもっとずっと前から、

ぼくは、心配なことばかりを考えてしまって、

それに備えることばかりに、気をとられてきた。


まぁ、それも確かに必要ではあるんだけど、でも、心配なことって、次から次へと降って沸いては、いつまでも無くなることはないし、

ましてや、今まだ起こってない先のこととなると、どうやったって答えは出ないわけで、ただ疑いや迷いを、いたずらにグルグル走り回らせるだけだったりして。。

そんなことに、正月にぼんやりした時に、ふと気づいた。


なので、今年は、あえて、信じてみる。


自分のことも、

まわりのことも。

自分のやってることにも。


でも、ふと目を上げれば、

いつでも違う考え方が、

ぐわっとにじり寄ってきて、

すぐ足元がぐらついてしまいそうになるけど、


それでも、あえて、信じてみる。

心配や不安とは、真逆の方向に。。


あえて、信じること。

それを呪文のように唱えながら、


今年をやっていければと。。


 

 

新しい年も一週間ほどが経ち、いかがお過ごしでしょうか。

 

僕は今年は年始からアルバイト。

そして、その後久しぶりに関東の実家を訪れて、

少し骨休めしてきました。

 

2024年。

今年も僕は、昨年と同じことに取り組みます。

 

かなり前から、絵本の原画を作っているんですけど、

それを未だにやっています。。。

 

時間がかかれば、かかるほど、

自分が干上がっていくように感じながら、

でも、途中で中途半端に終わるわけにいかないし、

やりきらなければ、結局、なんにもならないし、、、

何より、企画を通してくださった出版社さんが

寛容にも、原画が出来上がるのを待って下さっているので、

(本当にありがとうございます。そして、本当にすみません。)

今年も引き続き、性懲りもなく、進めてゆこうと思います。

 

こんなことを書くと、さぞ制作に没頭してる毎日と

思われるかもしれませんが、実際はそうもいかず、

アルバイトで暮らしの生計を保ちつつ、

(絵本は出来上がるまで、なんの収入もないので)

今年、小学生になる子供と日々向き合うことに、

かなりの時間と労力を割かれていまして、、、

 

やることに追われ、子供に合わせ続けている内に

自分の中にあるはずの意欲や気力、集中が

一体どこに行ったのか、わからなくなることも度々おこり、

そんな時は、自分で自分を諦めたくなってしまいますが、

 

でも、細い糸をたぐるようにして、なんとかやっているつもりです。

 

こんな日々も、僕にとっては、もう一つのジレンマなのかもしれません。

(まぁでも、家庭の状況はそれぞれで、条件は同じなので、

それを言い訳してはいけないのかもしれません。。。)

 

そんな中で、

今までの絵本で、一番手間のかかる方法で、

作画に取り組んでいます。

 

それが今の僕の現状です。

 

移住して、コロナを経て、

かつて繋がりのあった人たちと、会ったり、

連絡を取り合ったりなんてことも、めっきり減ってしまい、

そこへ来て、絵本もなかなか出せず

活動や近況をうまく発信できずにいるうちに、

 

なんだか自分は孤立無援。

 

昨年はそんな気分に支配されがちでした。

だから、今年は年の初めのごあいさつを兼ねて、

自分の近況を記しておこうと思いました。

 

しばらくお会いしていない方も

たくさんいますが、

 

僕は元気にしています。

なんとか前に進もうとしています。

 

そして、ここまで読んでくださった

あなた様にとって、2024年が、

なにか明るいことのある一年になりますように。

 

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 



早朝、ひと足先に帰省した家族をバス停へ送った後、今年最初の日の出を眺めました。

自分の中で書かなきゃと思ってることや、書いて誰かに伝えたいと思ってることなど、あれやこれやとあるのですが、

ひとまずは

明けましておめでとうございます。

昨年、お世話になった皆様、
本当にどうもありがとうございました。

そして、久しくお会いしてない、久しく連絡を取り合えていない、たくさんのお友だち・お知り合いの皆さま、僕は元気にしています。

新年早々、地震で大変なことになってる地域があるかと思うと、昨今のニュースと共に、気持ちが重くなりますが、

今年はなるべくなるべく
穏やかな1年になることを祈りつつ、

本年もどうぞよろしくお願いします。