2011年 8月頃、
このありがたくない天からの授かりもの【聴神経腫瘍】をどう治療して行こうか悩んだ。

現時点の体調不良は右耳の耳鳴りのみ。 
それ以外は全くの健康優良だと自負している。
大好きな海での船釣りで船酔いになった事がないし...。

■選択肢として、
経過観察。6ヶ月~1年ごとのMRI検査により腫瘍の大きさを確認する事を一生行って行く。
・出来れば、経過観察で逃げ切りたいが、腫瘍が大きくなるスピードがどう変化するのか?良く分からないし、私が80歳まで生きると仮定すると、約40年この腫瘍と付き合わなくてはならない。

・耳鳴りを自覚した時が聴神経腫瘍が発生したとすると、約3年で直径21mmのサイズまで成長した事が想定される。1年で直径約7mmづつの成長だ。単純に比例で増大したとすると、あと7年で直径70mmに成長。このサイズになる手前に腫瘍が間違いなく脳幹に喰い込み重篤な症状となって私を苦しめるだろう。※聴神経腫瘍の成長は一般的にはゆっくり大きくなるそうです。

・腫瘍がこれからも大きくなる可能性は高く、大きくなってしまうと外科手術によるリスクは必然と高くなる。 私の腫瘍は現時点で脳幹に触れており、これ以上大きくなると手足のしびれが発生し、いずれは生命の危機に繋がってしまう。


②脳外科手術により腫瘍摘出。
・頭蓋骨に穴を開けて、脳外科手術ってすげー怖い。(大汗)
出来るだけ避けたい。


③放射線治療で腫瘍を治療しながら、腫瘍を見守って行く。
・最先端療法で開頭手術しなくて良いが腫瘍の摘出は出来ない。
・他の問題の無い組織にも影響を与える場合がある。
・最先端療法であるが故に、10年後どうなる?などの長期的なデータが揃っていない様だ。



私なりに調べ挙げ、悩んで検討した結果、

私は脳神経外科手術により腫瘍を摘出してもらう事を腹に決めた。

実は消去法で答えを出しました。


だって、脳外科手術って、怖いんだもん...。




続く。